黄
青
桃
赤
紫
橙
リクエスト感謝すぎて😭✨
ありがとうございます(
3件も頂いたので 頑張ります💪🏻 ̖́-
高熱にしちゃう(
結構内容重いです(
青黄 喧嘩要素あり
ガタッ…
黄
さっきから体の調子が悪い。
頭が痛いとかじゃなくて、
シンプルに全身が怠い。
橙
黄
橙
橙
黄
黄
橙
黄
赤
桃
黄
黄
桃
桃
黄
紫
紫
紫
黄
赤
紫
桃
黄
黄
赤
赤
黄
紫
黄
青
ガタンッ…
黄
黄
黄
急いでリビングから逃げ込んで 部屋にこもる。
ただ、ここは橙にぃとの部屋だから 橙にぃが部屋に来たらほぼ終わり。
黄
黄
黄
ピッ…
黄
黄
ガタンッ…
黄
そろそろきつくなってきたッ…
と思いながら部屋の中に 薬があるか探す。
ガチャッ…
黄
薬を探している最中、 突然部屋の扉が開く。
青
青
黄
青
青
黄
青
黄
青
青
黄
黄
青
バタンッ…
この場に居たくないという一心で 僕は外へ行こうと走り出した。
ポツ…ポツ…
黄
運の悪いことに、 ぽつぽつと辺りに水が滴る。
そして周りに雨宿りが出来る所もない。
僕は近くの塀に体を傾ける。
黄
雨の影響もあり、熱が上がってきた。
頭ががんがんと響き、 だんだんと息が出来なくなってくる。
ギュゥッ…
黄
平均より少し小さな体。
細長い指に、僕より一回り大きい手。
その体や手が僕の体を包み込む。
ただ抱かれているだけ。
だけど、僕にとってはそれだけのことが 凄く大きな安心となり、
僕の中の不安を消し去る。
僕はいつもの匂いに安心してしまったのか。
塀に寄りかかっていた体を傾け、
その人の胸にうずくまるよう、 体を預ける。
だんだんと降り注ぐ雨。
地面を叩きつける雨音が僕の頭に直接響く。
疲労なのかストレスなのか。
全身に力が入らなくなる。
僕はその人に体を傾け目を瞑る。
ただ、その人は無言で僕の頭を撫で続け 力強く抱きしめるだけだった──
黄
桃
黄
黄
桃
桃
黄
桃
黄
桃
桃
黄
黄
桃
桃
黄
あの時僕が青にぃに体調が悪いことも、 全て話していればこんなことにはならなかった。
その事実と後悔が僕の頭によぎる。
また
また
青にぃに迷惑をかけた。
8年前のことだって。
全て。
僕が居なければ、
桃にぃの背中に傷を付けることも、
青にぃを泣かせることも、
僕が過呼吸になって 皆に迷惑をかけることも、
紫にぃが作り笑顔になることも、
赤にぃが1人で家事をこなすことも、
橙にぃから笑顔が少しずつ 消えていくことも、
皆が1人で抱え込むように なってしまったことも、
絶対に無かった。
まただ。
ネガティブ思考だから。
皆に迷惑をかけてしまうから
いけない。
皆の前では、
いい子でいないと、笑顔でいないと。
桃
黄
桃
黄
桃
黄
ガチャッ…
黄
青
見ただけで分かる。
青にぃは怒ってるってこと。
そんなの当たり前って分かってる。
でも、実際に目の当たりにしてみると、 怖いものは怖い。
青
黄
青
黄
予想外の質問で少し驚く。
青
黄
黄
そんなの嘘。
迷惑をかけたくなかったから
一択の答え。
たった15文字
その15文字が言えない僕は 気弱なのだろうか。
青
黄
この言葉。
昔、どこかで聞いたことの あるような声だった。
そして、────と青にぃの姿が重なる。
僕はその時息を呑んだ。
その瞬間、 全身にビリッとしたような痛みが走る。
''今すぐ逃げ出さないといけない。''
その言葉が僕の頭に湧き出る。
黄
途端に息が吸えなくなる。
この感覚は前の桃にぃと お風呂に入った時と同じ。
青
ガタンッ…
ベッドの上から滑り落ちて 膝から力が抜けていく。
何も考えられない。
身動きが取れない。
黄
黄
ガチャッ…!!
突然開かれた扉。
そこには上2人が居た。
黄
赤
赤
赤にぃが一定のテンポで 呼吸を指示してくれる。
黄
赤
赤
黄
赤
赤
僕は吸って吐いてを繰り返す。
赤にぃは傍で背中を軽く叩いてくれる。
僕はそれだけのことが嬉しく感じ、
皆より一回り小さい体を 全力で抱きしめる。
赤
黄
赤
黄
安心して休むことなんて 今の僕には到底出来ない。
また、あのことを思い出してしまったから。
ドアの傍に居る青にぃは、 ずっと俯いている。
僕はその姿を見つめながら、 気を休めようと目を瞑った。
コメント
6件
ブクマ失礼しますm(_ _)m 続き楽しみにしてます!!
ブクマ失礼します
めっちゃいい! 尊すぎる! 最高です! 続きが楽しみすぎます✨