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この時僕たちは生まれた
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノは二人でも花冠は一つだった
キノ
キノ
キノ
キノ
見事花冠は奪還した
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
僕は帰る場所がない
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
一応大人とかいう奴らがこいつを探しにここに来られても困る
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
そして僕は家に帰った
キノ
キノ
僕は森の中をぶらぶらと歩いた
キノ
キノ
キノ
住処を探しながら考えた
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
森を抜けると
キノは古びた少し大きめの家を見つけた
キノ
キノ
キノはズカズカと家の中に入っていった
小部屋が沢山ある家だった
一つ一つ部屋を確かめた
パタン
パタン
ガタッ
風呂場に誰かいた
キノ
男の子
その男の子に見覚えがあった
そうだコイツ
よく山菜取りしてる男の子だ
嫌な過去がフラッシュバックした
キノ
僕は大きくため息をついた
同胞1
そう言いながら胞子を撒いた
キノ
同胞1
キノ
同胞1
あいつは朗らかなやつだった
こんな僕といつも一緒にいてくれた
そんなやつを
男の子
キノ
僕は葉に隠れた
同胞1
そう言いながら牙をむきだした
そうだ、僕はこいつと人間を支配するって約束したんだ
こいつは覚えてる、あの時の約束を
キノ
ブチッ
男の子
僕はその場から動けなかった
ずっとずっと、葉に隠れたままだった
男の子
たったった
男は走り去った
その場に残っていたのは
胞子だけだった
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
キノ
今更葉から出てきた
もう既に遅いのは自分でもわかっている
でも、あいつをまだ探している
キノ
あいつとは、何回同じ場所で生えただろうか
あいつとは、幾らの景色を見ただろうか、
あいつとは、どれほど笑っただろうか
あいつとは、、、