良くない表現が含まれてます。 文アル捏造 キツめハピエンです(多分)
帝国図書館にて、 俺、太宰治は悩んでいた
太宰 治
どーやったら
〇ねるかな〜、
〇ねるかな〜、
最早、自分の命や仲間すら 忘れてしまいそうな勢いで
太宰 治
はァ…誰か殺したり
してくれないかな、
あ、苦しくはしないで欲しいな
してくれないかな、
あ、苦しくはしないで欲しいな
要望が次々と出てくる。 これじゃあいつまで経っても 無理だろう。
志賀 直哉
おーおー、
志賀 直哉
今日は一段と
〇にたがってんな
〇にたがってんな
太宰 治
げぇっ、志賀ぁ、
志賀 直哉
おいおい、仮にも年上だぞ
敬えよ少しぐらい
敬えよ少しぐらい
太宰 治
敬いたくねぇ…です。
志賀 直哉
ま、美女でも
探しといてやるよ。
探しといてやるよ。
太宰 治
エッ?!本当に?!
志賀 直哉
嘘に決まってんだろバァカ
太宰 治
これだから敬いたくないんだよ
何かと話しかけて ちょっかいを掛けようとする 志賀直哉
太宰 治
あーもぅ、どっか行ってくれ。
志賀 直哉
心中でもしたいなら
俺とするか?笑
俺とするか?笑
太宰 治
死んでもお断りだっつ…の、、
志賀 直哉
はは冗談冗談!笑
志賀 直哉
じゃあな!
くふくふと笑って扉の向こうに 消えていった志賀。 どうしてあの時、少し残念そうな顔を見せたのか、 俺は知る由もない侭
俺は美女と心中出来たら其れで 良いのか? だとしたら、 恥の多い生涯を送ってきました どころじゃない。
太宰 治
はぁ、自殺は一旦置いとくかぁ〜
俺は考えて重くなった体を 両手で精一杯押し上げた。
志賀の事は嫌いだけど、 前回の様な任務で あんな悲痛な程に歪んだ顔 もう二度とさせたくないから。
曲がりなりにも俺だって 一人の人間だ。 一寸だけ好い人に 歪んだ顔なんかじゃなく 喜びや楽しみに満ち溢れた顔 誰だってさせたくなるものだろう