チャチャ
チャチャ
チャチャ
チャチャ
優紀子
優紀子
和馬
優紀子
幼稚園の卒業式に
私は彼にお嫁さんになると言った
今思っても恥ずかしいことをしたと思う
無邪気に言っていたその言葉が
後で私の心を苦しめることも知らずに
いじめっ子
いじめっ子
いじめっ子
優紀子
小学校に入って彼と離れ離れになると
私は間もなくいじめを受けるようになった
ぼろぼろにされた髪
ストレスで睡眠不足や髪が抜け
私は卒業する頃には生気がなく
目はタヒんでいて
もう精神がおかしくなりそうだった
優紀子
中学校入学式の日
校長先生
優紀子
何も頭の中に入ってこない
ただただ不幸せ
もういじめられたくない
和馬
あなたが話しかけてくれて
優紀子
心の傷が少しずつ癒されていった
和馬
優紀子
優紀子
和馬
和馬
優紀子
あなたとの会話で私は元気をもらって
優紀子
自分のクラスへ
優紀子
心春
優紀子
優紀子
心春
私の数少ない友達
私と違って可愛くて、頭も良い
私とは真逆の世界の人
自己紹介の時間
心春
心春
優紀子
やっぱり心春ちゃんは輝いていた
心春ちゃんの性格ならきっと男子達を虜にさせると思う
自己紹介終了後
和馬
心春
優しい和馬君と 可愛い心春ちゃん
美男美女カップルが できそう
優紀子
心春
和馬
優紀子
あの後二人は生徒会になり今まで以上に仲良くなった
優紀子
優紀子
優紀子
優紀子
優紀子
和馬
心春
優紀子
優紀子
優紀子
嫌な事があったら
ここでずっと一人で読書
奏太
優紀子
奏太
彼は同じ部活の先輩の奏太さん
よく話しかけてくれる先輩
奏太
優紀子
奏太
優紀子
奏太
優紀子
奏太
優紀子
奏太
そんな感じで勉強しながら
先輩とお話をしていると
先輩が急な質問をしてきた
奏太
優紀子
奏太
なんやかんやあって
二年後の中学卒業式
心春
心春
和馬
物陰からみてしまった告白現場
優紀子
不思議なことに涙をながさなかった
それどころか友達の告白が成功して
心から自分も嬉しくなっていく気がした
冬の寒さが残るなか心は暖かくなっていった
優紀子
奏太
優紀子
あの後私は優しさと人を幸せにしてくる先輩に心惹かれ
優紀子
奏太
奏太
優紀子
奏太
こんな小説のような展開にあることはびっくりしたけど
優紀子
もしいつか終わってしまうなら
今のうちに幸せの思い出をたくさんつくりたい