離婚

宝くじが当たったら、夫に殺されました。

亜香里は結婚５年目にして、夫より離婚を告げられる。夫、博貴は彼女が宝くじに当たって以来生活が派手になり浮気をしていた。彼の有責で離婚できると思って、別れの乾杯をしたワインには毒が入っていた。彼女は死に戻りをすることになる。やり直していく中で様々な人生を経験するが、これは夢か現実か分からなくなる。彼女にできることは自分を裏切る夫と縁を切ることだけだ。

『パラレル』― One Way ―

2024年12月10日より連載――完結しました。😇
読んでいただけるとうれしいです。❧　[約55000字]

・妻の意図するところをまるで理解できないKYな夫
・自由に生きる自分をいつまでも待ってくれると
　信じることのできるKYな夫[空気読めない人間]
・危うい場所に立っていることに気付かない㊚
・そんな悪気のない男性の末路とは……。

円満夫婦ではなかったので

冨貴川園香は、二十七歳の誕生日に事故に遭い搬送された病院で目覚めると結婚生活の記憶を失っていた。自分の夫だという冨貴川瑞記は人当たりがいいが妻への愛情は感じられない。今度に不安を感じていたとき、夫のビジネスパートナーの女性の存在を知る。
ただのビジネスパートナーとは思えないほど親密な関係に、園香は違和感と嫌悪感を持ちはじめる。離婚も視野に入れたとき、記憶がないときの日記が見つかり、夫とビジネスパートナーの不倫を確信した。



～登場人物～


冨貴川　園香　（ときかわ　そのか）　27歳　　ソラオカ家具店社長令嬢　二十七歳の誕生日に事故に遭う。



冨貴川　瑞貴　（ときかわ　みずき）　32歳　園香の夫　二年前にデザイン事務所を開業。



名木沢　希咲　（なぎさわ　きさき）　29歳　瑞記と行動と共にする美しいビジネスパートナー　



名木沢　清隆　（なぎさわ　きよたか）35歳　希咲の夫　大企業のCEO



白川　彬人　（しらかわ　あきと）　29歳　園香の親戚　ソラオカ家具店勤務