サキ
ツカサ〜!
ツカサ
どうしたー?
サキ
結婚おめでとう!
ツカサ
おぉ、ありがとう・
サキ
幼なじみの私からして
サキ
本当にツカサは大人になったよね!
ツカサ
どうしたんだよ、いきなり
サキ
幼い頃はあんなにおっちょこちょいだったのにね
ツカサ
サキには言われたくないわw
サキ
もー!
サキ
サキ
ねぇ、ツカサ。
ツカサ
ん?
サキ
もし私が
サキ
自殺しようとしたらどうする?
ツカサ
え?
ツカサ
そりゃあ止めるよ!
サキ
本当に?
ツカサ
うん…
ツカサ
え?それ本当に自殺したいの?
サキ
いや…
サキ
もしもの話だよ
ツカサ
ビックリしたぁー!
サキ
約束だからね?
サキ
止めてよ?
サキ
私の自殺…
ツカサ
分かった分かった
ツカサ
そんなこと言うなって!
サキ
私を自殺させないでね?
ツカサ
ひつこいなぁ!
ツカサ
自殺させないって!
サキ
サキ
嘘じゃん。
ツカサ
え…?
サキ
自殺させようとしてるじゃん!
ツカサ
はぁ?
ツカサ
お前狂っちまったか?
サキ
狂ってるのはそっちじゃん…
サキ
忘れたの?
サキ
覚えてないの?
ツカサ
え?
サキ
まだ幼稚園児だったころ…
幼稚園のころ
サキ
ツカサくんっ!
ツカサ
どうしたのぉ?
ツカサ
サキちゃん
サキ
大きくなったら結婚しよーね!
ツカサ
うん!
サキ
まずはお付き合いするんだって!
ツカサ
お…つき?
ツカサ
おつきさま!
サキ
違う違うー!
サキ
お・つ・き・あ・い
サキ
思い出した?
ツカサ
う…うん
ツカサ
で…でも
ツカサ
何年も前の話だし!
サキ
約束を破ったのはツカサだからね?
ツカサ
…ごめん
サキ
私を自殺させようとしたのはツカサだからね?
ツカサ
それとこれとは…!
サキ
私にとっては
サキ
とても大きな約束だから
サキ
私の心を殺したのは…
サキ
ツカサ。
サキ
あなただから。
ツカサ
まて…
ツカサ
サキ!
ツカサ
ツカサ
俺だって忘れちゃいなかった
サキ
は?
サキ
忘れてたと同じでしょ?
ツカサ
違う
ツカサ
俺はサキが大好きだった
サキ
今頃そんなこと言って
サキ
許されるとでも思ってるの?
ツカサ
思ってない
ツカサ
本当にすまない
ツカサ
でも…
ツカサ
思い返してみろ
小学校のころ
サキ
〇〇くん!
サキ
遊ぼう!
男子
おう!
ツカサ
サキ…
サキ
なに?
ツカサ
遊ばないか…?
サキ
ごめん、無理
サキ
さ、行こ!
男子
うん!
ツカサ
…………
ツカサ
俺はあの時、
ツカサ
サキの頭の中に自分がいないのかと思った
サキ
それは………
ツカサ
言い訳になるかもしれない…
ツカサ
だが
ツカサ
本当に不安だった!
ツカサ
その時
ツカサ
話しかけられたのが
ツカサ
ナナコだった
ツカサ
そこで俺は惚れてしまった
ツカサ
どうせサキもあの約束を忘れているだろうと
ツカサ
どうせサキも他に好きな人が出来たんだろうと
サキ
言い訳?
サキ
私は……
サキ
そんなことないよ!
ツカサ
今まで寂しかった
ツカサ
それなのにお前は
ツカサ
俺に押し付けた
ツカサ
本当に自殺したいのは
ツカサ
俺だぞ?
サキ
私はとめない!
サキ
あんたの自殺なんか!
ツカサ
あぁ、いいよ
ツカサ
でも俺はとめる
ツカサ
お前の自殺を
サキ
はぁ?
サキ
なぜ
サキ
諦めればいい話なのに!
サキ
なぜ…
ツカサ
理由なんてない
ツカサ
人が死のうとしたら
ツカサ
誰であろうと止めるのが当たり前だ
ツカサ
どんな理由があろうと
ツカサ
命を無駄にするのはダメだ
ツカサ
人生を歩まなければ
ツカサ
ダメだ
ツカサ
だからサキ
ツカサ
生きろ!
サキ
ツカサ……
サキ
ごめんね
サキ
本当はツカサのこと大好きで
サキ
自分の気持ちを伝えられなくて悔しかったの…
サキ
ごめんね…
ツカサ
分かればいいんだ
サキ
でもね、
サキ
もう決めたことなんだ
サキ
本当に死ぬのは
サキ
私じゃなくてあなた…
サキ
言ったでしょ?
サキ
あなたの自殺はとめないって
サキ
でも、私が殺してあげるよ







