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魔界へ

第11話 - 第10話

2025年11月19日

#魔入りました入間くん

#魔入間

#魔入間オリキャラ

#微BL

#男主

四季

入間

壁だらけ…

アズ

壁のように巨大なバリアですね

クララ

うーん

アズ

そこにも壁があるのか？

クララ

ない！

アズ

紛らわしい事をするな！‪💢

入間

ねぇ

入間

このバリアって…

入間

キリヲ先輩のじゃ…

ダリ先生:はいはーい

生徒の皆さ〜ん！

聞こえる〜？

生徒達

ダリ先生！

びっくりしたかな〜？

しかし安心召され〜！

これは魔術開発師団とゲーム師団が共作したサプライズイベントだよ！

生徒達

え？サプライズ？

生徒達

ゲームってこと？

生徒達

な、なーんだ

学園全体が迷路だ！

生徒達

魔術開発師団2:こんな魔術、開発しましたっけ？団長

生徒達

魔術開発師団団長:いーや？

生徒達

ゲーム師団:うちも知らねえぞ！こんなゲーム！

透明な壁を避けて進みゴールを目指せー！

ゴールは中央広場だ！

上位ゴール者には商品もあるよ〜！

お楽しみに！

生徒達

おぉぉ！！

さあ急げ〜！

キリヲ

んふ笑

キリヲ

ﾊﾟﾝ!(校舎のマップのようなものを出す)

キリヲ

う〜ん、絶好調〜笑

キリヲ

指図め、ネズミの迷路

キリヲ

間違えたら誘導して

キリヲ

最後は袋のネズミ

キリヲ

みんなまとめて爆破するんやぁ

キリヲ

花火で綺麗に！

キリヲ

僕は特等席で見物や！

キリヲ

最高の火力をよろしくな！

キリヲ

ガブ子さん

キリヲ

いや

キリヲ

学校ぶっ壊す、さん

キリヲ

よっと…

キリヲ

(花火の玉を学校ぶっ壊すさんの上に乗せる)

キリヲ

スイッチオンっと

花火の玉が光り出す

キリヲ

この部屋には君と僕の2人だけ

キリヲ

誰も入ってこられへn

レン

いいな〜

レン

特等席

レン

ずるいじゃないすか〜

レン

ずるいじゃないすか〜

レン

キリヲ先輩？

キリヲ

…君、どうやって入ってきたん？

レン

どうって…

レン

先輩がこの学校全体にバリアを張る前ですけど〜

キリヲ

なんでそんな前からいたん？

レン

お泊まりの時に先輩、電話しに行ったでしょ？

レン

そん時に聞いちゃったんです笑

レン

だから、その時からずっと警戒してたんすよ

レン

昨日、ここに来たのは

レン

先輩をずっと見てたからなんですよ〜

キリヲ

そうなんかぁ

キリヲ

ほな…

キリヲ

(レンに近づく)

レン

(何する気だ、警戒はしとk)

キリヲ

ﾊﾞﾁﾊﾞﾁｯ!(レンの首に電流が流れる魔具を当て電流を流す)

レン

あ"ッ！？

レン

(倒れる)

キリヲ

ごめんなぁ

キリヲ

これで少しの間、気絶するはず…

レン

ｹﾞﾎｯｹﾎｯ…

レン

いった…

キリヲ

嘘やん、気絶せえへんの？

レン

ﾖﾛﾖﾛ(立つ)

キリヲ

え〜、立つん？

レン

(体、少し痺れてる…)

キリヲ

首やったら絶対気絶すると思ってたんやけど…

キリヲ

レンくん、体丈夫なんやねぇ

レン

どうも…笑

(ドアが開く)

入間

うわっ！

入間

(ずっこける)

入間

ったた…

入間

！

キリヲ

やあ、歓迎するで入間くん

レン

え、入間…！

入間

レンくん！

入間

レンくんもここに居たんだね！

レン

うん、まあね…笑

入間

それに、キリヲ先輩…

入間

その格好…

入間

メガネは？

入間

一体何を…

キリヲ

はぁ、祭りやし気合い入れようかなと

入間

学校中にバリアが、あれって先輩の魔術ですよね？

レン

え、学校中にバリア？

レン

(さっきの揺れってそういう事か…)

キリヲ

せやねぇ…

キリヲ

みんな楽しんでくれてるようで良かったわぁ

キリヲ

そんなつもりなかったんに

キリヲ

サプライズイベントなんて言われて、

キリヲ

予定してた以上に盛り上がったわぁ

入間

花火を持って行ったのも先輩なんですね

入間

(花火が光ってるのを見つける)

入間

！

キリヲ

せやね

レン

(先輩が入間と話してる間、何とかして体の痺れをどうにかしたい…)

入間

ガブ子さん…

入間

じゃあ、その花火…

入間

どうするつもりですか？

キリヲ

…爆発させるんよ

キリヲ

学校をぶっ壊すためにﾆｺ

入間

！？

キリヲ

そのためのガブ子さんなんや

入間

なんで…っ

入間

なんでそんな事を…！

キリヲ

うーん、せやねぇ

キリヲ

入間くんには話したろ、レンくんもな

ここからよくわかんない人はアニメ見てね！

キリヲ

僕の家系アミィは

キリヲ

鉄の防壁と恐れられる、魔界でも有数の名家でな

キリヲ

僕が入れられたんは駆動のその、幼い悪魔を徹底的に管理して育てる

キリヲ

強制教育初頭学校や

キリヲ

家でもそのでもみんなに失望された

キリヲ

でも、そんな僕にも話しかけてくれる子がおったんや

キリヲ

彼女も、成績がいい方ではのうてな

キリヲ

よく二人で過ごした

キリヲ

…せやけどある日

キリヲ

その時、僕はほんの一瞬

キリヲ

気を抜いてしもたんや

キリヲ

彼女はそのをやめ、僕は残った

キリヲ

この弱肉強食の魔界で、理不尽な力に屈する彼女を見て

キリヲ

僕は実感した

キリヲ

あの顔が頭から離れへんのや

キリヲ

彼女の絶望した表情が、何度も何度も…！

入間

先輩…！

キリヲ

頭に浮かぶ度に思うねん！

キリヲ

あぁ、もっかい見たいなぁって///

入間

(え？)

レン

(もっかい見たいって…)

キリヲ

不思議やったんよ！

キリヲ

周りが失望の表情で僕を見る度に！

キリヲ

僕の胸はキュッとした…！

キリヲ

単純な話やったんや！

キリヲ

彼女のおかげで、この感情が何か気づいた！

キリヲ

あの時、絶望する彼女の表情見て僕は…！

キリヲ

めちゃめちゃ興奮した…！

キリヲ

心臓が煮え立つように動き出したその瞬間！

キリヲ

新しい僕が生まれたんや！

入間

せんぱi

キリヲ

(入間を押し倒しその上に乗る)

レン

入間！

キリヲ

わかる？

キリヲ

誰かの絶望が僕にとっての生きがいなんよ！

入間

(今になって、はっきりと自覚した…)

入間

(ここは魔界で僕は人間、そして…)

入間

(彼は悪魔だ…！)

キリヲ

ええ顔しとるでぇ

キリヲ

入間くん

レン

(キリヲ先輩は、もしかして…)

キリヲ

おっと

キリヲ

話の続きをしよか

キリヲ

(入間の上からどいて立つ)

キリヲ

僕が学校をぶっ壊したい理由やったなぁ

キリヲ

きっかけは過去の師団パーティー

キリヲ

あにさんとの魔具研究師団での出会いや

ここの回想はアニメ見たりしてね〜！

キリヲ

それからあにさんはたまにやっては、僕に沢山のものや知識を与えてくれた

キリヲ

そして僕が、ここ悪魔学校バビルスに入学してしばらく経った頃

キリヲ

あにさんは言うたんや

キリヲ

魔界の秩序であるランクを無くすって

キリヲ

ゾクゾクした…！

キリヲ

確かにランクなんて階段があるから

キリヲ

みんな目上のもんに従ってしまう

キリヲ

でも階段を崖にしてしまえば…

キリヲ

正しくカオス！

キリヲ

で、まずはランクの象徴、バビルスを壊すってなったんやけど

キリヲ

花火の爆発なら派手やし綺麗やわ

キリヲ

ま、ガブ子さんのおかげで凄い爆発になるやろなぁ

キリヲ

ほんまええもん作ってくれたわぁ、入間くん

キリヲ

入間くん達に偶然会えたのも運命やねぇ！

キリヲ

おかげで野望が果たせるわぁ！

怯えろ

キリヲ

生徒達はサプライズの迷路で楽しみ

キリヲ

これから何が起こるんかワクワクしている

キリヲ

あの期待に満ち満ちている顔が

キリヲ

もうすぐ絶望に変わる！

キリヲ

さらにパーティーに来た親達は我が子の凄惨な姿を目撃し

キリヲ

泣け叫び、怒り！

怯えろ

キリヲ

やっぱり、絶望に落ちる！

キリヲ

君がここまで来るんをバリアで阻止する事も出来た

キリヲ

でも入間くんを来させた

キリヲ

レンくんの行動は、正直驚いたわ

キリヲ

入間くん、何故だかわかる？

キリヲ

せっかくやから花火を一緒に見ようと思ったからや！

恐ろしさに震えて震えて

キリヲ

アズくんやクララちゃん

キリヲ

君たちの大事なもんが壊れてなくなっていく様を…！

キリヲ

君たちをバリアの箱に入れて

キリヲ

絶望する様子を見ていたいんよ

失意に沈め

キリヲ

(入間の前に行く)

キリヲ

大丈夫や

キリヲ

恨んでくれて構わへん！

キリヲ

殴ってくれてもいい！

キリヲ

せやから見せてくれ！

キリヲ

君の絶望の、顔を！

入間

(顔を上げる)

キリヲ

(は…？)

入間

よし！決めた！

入間

(立つ)

入間

はい〜、失礼しますよ〜

入間

よっこらほいせっと…

入間

(樽を持ち上げる)

レン

入間〜

レン

俺も手伝うよ〜

レン

(体の痺れは気を抜かなければ大丈夫だし)

入間

あ、うん！

入間

じゃあお願い！

入間

(樽をガブ子さんの前に置く)

入間

よっこらせ！

キリヲ

ちょ、ちょお待って！

キリヲ

話聞いてなかったん？

キリヲ

学校爆破するんよ？

キリヲ

(なんで…)

二人で物を積み上げてく

キリヲ

君達の大事なもんは無くなる！

キリヲ

跡形もなく！

キリヲ

しかも君達の作ったもんによって！

キリヲ

これだけの事突きつけられてなんで絶望せえへんの！？

入間

だって絶望しても、いい事ないじゃないですか！ﾆｺ

キリヲ

っ！？

入間

生まれてから修羅場を沢山経験して、

入間

身に染みてるんです

入間

絶望しても状況は変わらないし

入間

お腹も膨れない

入間

僕が動かないとダメなんです！

レン

入間、俺もいるよ〜

入間

うん！

入間

そうだね！

レン

(積み上げた物を上がって花火の玉を取る)

レン

(あ"っつ…)

レン

(降りる)

入間

え、ちょレンくん！？

入間

それは…！

レン

入間、これどうする気？

入間

！

入間

それ、僕にやらせて！

入間

僕が花火作ろうとか言ったんだし、最後は僕がやりたい！

レン

…わかった笑

レン

めっちゃ熱いからな？

レン

(入間に光ってる花火の玉を渡す)

入間

うん！大丈夫！

入間

(受け取る)

入間

あっ"…っ！

入間

僕は、今までずっと危険を避けてきた

入間

でもこっちへ来て、挑戦する事を学びました！

入間

だから…

入間

先輩が悪でも逃げない！

入間

絶望もしない！

入間

貴方の野望を、ぶち破ります！

キリヲ

(絶望しない…？)

キリヲ

(そんな奴おるんか…？)

キリヲ

(僕の野望をぶち破る…？)

キリヲ

無理や、返し

キリヲ

その花火は、本祭開始の鐘と同時に爆発する

キリヲ

今更ガブ子さんから離した所で、爆発は止められへん

キリヲ

この窓から中庭に投げ入れて、ここにもバリア張らな

キリヲ

僕も入間くんもレンくんも、死ぬよ

入間

言ったでしょ？先輩！

入間

僕は絶望しない！

入間

先輩の期待には答えられません！

<さあいよいよ、本祭開始のカウントダウンだ！

<開催の鐘が鳴るまで残り40秒！

入間

僕はみんなが傷つくのも嫌だし、僕らの花火が使われるのも嫌だし！

入間

この花火を、ちゃんと見て貰えないのも嫌だ！

入間

だから…！

入間

僕は全部拾いたい！

入間

全部を諦めない！

キリヲ

なっ…！

<あと30秒！

入間

(窓に向かって走り出す)

入間

先輩！

入間

退いてください！

キリヲ

ちょ、待って！

キリヲ

そっちは…！

レン

入間！

レン

やっちゃえ〜！

入間

(窓から飛び出す)

キリヲ

まさかアホな…！

入間

(イフリートモード！)

入間

(届け！)

入間

リ･ベーラ！！

入間

(玉を空に投げる)

だがバリアに阻まれる

入間

！？

入間

(と、止まっ…！？)

放送師団:残り10秒！

キリヲ

ふっ、せやからアホやて言うたんや

キリヲ

学校を覆うバリアは爆発に耐えるため1番強固！

キリヲ

その程度の魔力では破られへん！

キリヲ

この日のために、みんなの絶望の顔を見るその瞬間のために、

キリヲ

長年かけて作った最高のバリアなんや！

キリヲ

サリバン並の魔力がなければ僕のバリアは破られへんわぁ！！

入間

(ごめん、おじいちゃん)

入間

(約束破るね！)

入間

ハンドルーラ！

バリアにヒビが入り、割れる

入間

(落ちる)

ｺﾞｰﾝｺﾞｰﾝ

生徒達

うおおああああああああ！！

生徒達

なになに！？

生徒達

初めて見た！！

クララ

あは！

クララ

咲いたー！

アズ

入間様！

キリヲ

(バリアで2人が落ちるのを防ぐ)

キリヲ

はあぁ…

キリヲ

なんやねん…

キリヲ

あぁ！

キリヲ

なんやねんなんやねん！

キリヲ

あとちょっとやったやん！

キリヲ

なんでや！

キリヲ

みんな笑顔になってもうてるやん！

キリヲ

ほんであのえげつない魔力なんやねん！

キリヲ

僕が長年溜めてきた魔力、何破ってくれてんねん！

キリヲ

入間くんのあんぽんたん！

キリヲ

アホ！

キリヲ

気持ち良さそうに寝よって、この…！

キリヲ

着地の事とか考えてないんか！

キリヲ

このアホ！

キリヲ

アホー！

キリヲ

何ほんまに全部拾っとんねん…

キリヲ

アホ…

キリヲ

はぁぁ…

キリヲ

全然お揃いちゃうやん…

キリヲ

完敗やわ、ほんま…

キリヲ

君の方がよっぽど野心家や…

キリヲ

参ったで、入間くん…

レン

(空のやつ、なんかやばいんじゃ…)

レン

(翼で飛んで空に行く)

火薬の残りみたいなのが落ちてきてる

レン

(あれ、絶対やばい！)

レン

(学校に落ちる！)

レン

(ん？あれ、理事長？)

サリバン

(花火の残りを集め学校の外においやる)

レン

おぉ〜

レン

(良かった、戻るか)

レン

あれ、入間寝てる

レン

はあ〜、良かった〜

レン

(けど、手痛えしまだ体ちっとだけ痺れてるー…)

レン

(ちょっと休憩…)

レン

(寝る)

キリヲ

さっきの警戒心、どこいったんや…

すると先生方が入ってきてキリヲを囲む

カルエゴ

粛に！

カルエゴ

アミィ・キリヲ、確保する！

キリヲ

こんな構えんでも逃げませんよ

サリバン

本当に、君一人で計画したの？

キリヲ

ええ

キリヲ

僕の長年の夢でしたから

キリヲ

でも全く後悔はしてないんです

キリヲ

積み上げて来たもん、全部壊されたあの瞬間に…

キリヲ

絶望した僕の顔も、なかなか悪うなかったから笑//

先生達

っ…

キリヲ

わぁ〜

キリヲ

皆さんええ顔しはるなぁ〜

レン

その人、あにさん？とかいう人と計画してましたよ〜

キリヲ

！

サリバン

あにさん？

キリヲ

なんや起きたん？

キリヲ

起きへんでも良かったんに

レン

よく寝れましたから平気です〜

サリバン

あにさんという人とはどんな関係なんだい？

レン

キリヲ先輩の先輩的な人で〜す

レン

まあ、俺が知ってるのは一緒に計画してた人と計画の内容だけなんで〜

サリバン

そうか、ありがとうね

レン

あと、キリヲ先輩は多分話さないと思うんで

キリヲ

レンくん

キリヲ

入間くんに伝えといてくれへん？

キリヲ

カオスがお預けなんは残念やけど、楽しかった

キリヲ

また遊ぼうってﾆｺ

レン

は〜い

レン

ちゃんと伝えときますよ〜ﾆｺ

キリヲ

(目全然笑ってないやん、でもその表情もなんかええなぁ〜//)

キリヲ

またね、レンくん

ここまで

ばいばい

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四季

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