あや
結局、喜んでくれたものの、
絶対あくまで労いで渡されたとしか思ってないよね……
絶対あくまで労いで渡されたとしか思ってないよね……
あや
どうしたらいいのか……
あや
またあいにきこうかな。
あい
「あやおはよ!」
あい
「プレゼント大作戦はどーなった??」
あや
「それがさー、聞いてよ(´;ω;`)」
あや
「あくまで労いで渡されたとしか思ってないみたいでさ……」
あや
「どう意識してもらえばいいか分からなくなっちゃった💧」
あい
「堅物そうだもんね、、、」
あい
「ネクタイピンは付けてくれてるの??」
あや
「それはもう毎日大事そうに嬉しそうにつけてるみたい。
執事長が話してた。」
執事長が話してた。」
あい
「そか……」
あい
「もう、押し倒しちゃえば?w」
あや
「そんな勇気あれば、告白してるよ!!」
あい
「それもそうか……」
あや
「まあ、しばらく一人で考えてみるよ……」
帰宅後、あやの部屋
アイル
「お嬢様、失礼します。
お茶が入りました。」
お茶が入りました。」
あや
…………
アイル
「お嬢様?」
アイル
最近こんなふうに悩み事をされることが多いんだよな。
話してくれたらいいんだけど。
話してくれたらいいんだけど。
ソッ
あや
「わあ!!!!!!いつの間に居たの!!」
アイル
「す、すいません!!!!
お茶が入ったので声をかけたのですが反応がなかったので
すいません覗き込んでしまい。」
お茶が入ったので声をかけたのですが反応がなかったので
すいません覗き込んでしまい。」
あや
「いや、大丈夫/////」
アイル
「こちらこそ、失礼しました。
お嬢様。」
お嬢様。」
あや
「なに?」
アイル
「何かまた悩まれてますか?
よければ話してみませんか?」
よければ話してみませんか?」
あや
あ、さっきビックリしてアイルのこと突き放しちゃったから
ネクタイピン外れそうになってる……
ネクタイピン外れそうになってる……
アイル
「お嬢様?」
ドンッ
アイル
「お嬢様!?!???」
アイル
なんで、お嬢様から壁ドンされてるんだ俺???
あや
やば、つい勢いで壁ドンしちゃった( ˊᵕˋ ;)💦
あや
「いや、ネクタイピンが外れそうだったから
ちゃんとつけてあげようと思って!!」
ちゃんとつけてあげようと思って!!」
あや
「ごめん。急にこんなことしちゃって。」
アイル
「いえ、それは大丈夫ですが/////」
あや
「あのね、最近悩んでることなんだけど」
アイル
「あ、はい!なんでしょうか?
私に出来ることがあればなんでも仰ってください!」
私に出来ることがあればなんでも仰ってください!」
あや
「今この状況、どうおもってる?」
アイル
どうおもってる?びっくりしたけど、あくまでつけなおしてくれようとしてるだけだよな??
アイル
「えっと、ピンつけ直してくださってありがとうございます。」
あや
あー、、そうくるか……
やばいほんと鈍感だな。
とういうか、そもそもわたしがアイルこと
好きでいるなんて微塵も思ってないのか……
やばいほんと鈍感だな。
とういうか、そもそもわたしがアイルこと
好きでいるなんて微塵も思ってないのか……
アイル
ん?さらに悩み始めちゃったんだが、、
あや
「やっぱりなんでもないや。
もういいよ下がって。」
もういいよ下がって。」
アイル
「え?またなにかいけないことしましたか????
お嬢様???」
お嬢様???」
あや
「いや、大丈夫。
とりあえず、お茶ありがとう。」
とりあえず、お茶ありがとう。」
アイル
「いえ。
では失礼しますね。」
では失礼しますね。」
アイル
何なんだろうか……なにかしたのか俺……
なんであんな悲しそうな顔に……
なんであんな悲しそうな顔に……
翌日 教室
あい
「そっか、そこまで頑張ってもその反応か……
堅物だね……」
堅物だね……」
あや
「うん、そもそも思考が違うんだろうねきっと。
あくまで私はお嬢様で雇い主の娘でしかないんだろうね。」
あくまで私はお嬢様で雇い主の娘でしかないんだろうね。」
あい
「でも少しは動揺してる気がするけどな……」
あい
「あ!!!!!!」
あい
「そういえばさ?
この間婚約の話持ち上がってるって言ってたじゃん?」
この間婚約の話持ち上がってるって言ってたじゃん?」
あや
「うん。」
あい
「その話もう断り入れてる?」
あや
「うん、もう断ったはずだけど……
どして?」
どして?」
あい
「その事、アイルさんは知ってるの?」
あや
「いや、知らないはず!!!」
あい
「それ使えるんじゃない?
婚約を受けるってみせつけてみたら??」
婚約を受けるってみせつけてみたら??」
あや
「少しは意識してもらえるといいんだけどね……」
あい
「うん!頑張って!」
みせかけ作戦を思いついた主人公とあい。 アイルは思いどうりに、動揺するのか、、、 そのお話は
4話へつづく……