彼
どうもこんにちは。君の分身です
自分と瓜二つの人影がそう言う
なんの冗談かと思い目を擦ってみる
僕の影が二つ伸びて
物語の幕は上がる
彼
もう一人自分が居たらとあなたは言いました。
彼
そんな真摯な願いが僕を呼んだのさ
そりゃ願ったとも
艱難辛苦な日々を代行してくれるエージェントが欲しかったんだ
過程はどうでもいいから結果だけが欲しい
過程なんて無意味で無意義な代償なんだ
彼
はいはい。何でもやりますよ。
彼
僕は分身ですからね
含み笑いで彼は言う
僕
拝啓ドッペルゲンガーへ
僕
君は君は誰ですか?
あぁ混濁と交差して僕は誰か わからなくなってしまった
僕
ねぇドッペルゲンガーなんてありもしない幻影を
僕
#0と#1で証明する必要なんて何処にもないよ
彼
拝啓ドッペルゲンガーへ、か
彼
誰って僕は君でしょ?
蝕まれたあなたの存在に世界は気づかないんだね
鳴り止まない
醒め止まない
奇跡の輪廻が狂った正解を染め上げて
ルンパッパ♪
月曜日の学校にいくと、どうも周りの様子がおかしい
彼と自分の差異を感じる
僕
「僕は一体誰なんだ」
僕
ちょっと待って
知らない言葉や知らない昨日の話
いつの間にやら彼に居場所をとられていたみたいだ
これじゃあ僕の方が ドッペルゲンガーではないか
僕
僕という存在は何なんだろう
僕
ねぇどうか存在を返して
彼
生憎様だがこっちはこっちで君という存在でいるのは心地よくて
彼
もうあなたの居場所はここにはないこともわかってるんでしょ?
彼
奪われたんなら奪えば良いだろ
彼
今度はお前の番だから
含み笑いで侵略者は言う
僕
拝啓ドッペルゲンガーへ
僕
君は君は誰ですか?
あぁ混濁と交差して僕は誰かわからなくなってしまった
僕
まぁそりゃそうか。そうだよな
命の椅子は一つ だけなんだから
彼
誰って僕が君でしょ?
こぼれ落ちた一粒の涙が乾き果てる前に
僕
誰でも良い。何でもいいから僕が入る器を下さい。
狂った正解が染め上げて
ルンパッパ♪
僕
PRAY(祈る)
彼
それはずっと続くヒトの業の連鎖
僕
PAIN(痛み)
彼
委ねあって許しあって満たされ往く
僕
PRAY
彼
欠けたピース無価値のペイン望む愛も
僕
PAIN
彼
託しあって生まれ替わるイニシエーション
僕
PRAY
彼
「僕の方がちゃんと君を生きてやるから」
僕
PAIN
彼
「君も次の誰かを救わなくちゃ」
僕
PRAY
彼
「もう分かってんだろ何をすれば良いかさ」
僕
PAIN
彼
どうか僕に奇跡をくれよ
僕
拝啓ドッペルゲンガーへ
僕
君は君は誰ですか?
あぁ混濁と交差して僕は誰かわからなくなってしまった
もう止まれないし戻れない
僕
どうもこんにちは君の…
僕
拝啓ドッペルゲンガーへ
僕
それはそれは僕なんだ
蝕まれた存在にたとえ世界が気づいたとしても
もう鳴り止まない
醒め止まない
奇跡の輪廻が狂った正解を染め上げるさ
彼
君も上手くやれよ
ルンパッパ♪
僕
『どうもこんにちは君の分身です』






