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人間の言葉は喋れないし読めない。
話された言葉は理解はできる。
あの人は、
私に名前を付けてくれた。
翡翠
翡翠
初めての人間。
あぁ、
早く明日にならないかな。
翡翠
翡翠
色んな種類のカード。
白と黒のちっちゃい像達と板。
そして穴の開いた色、形とりどりの小さなもの達。
色んなものを袋に詰めていく。
翡翠
翡翠
私は明日が楽しみで、うまく寝付けなかった。
最低な親が残した最低な家。
なけなしのバイト代で買った弁当はもう冷え切っている。
泉
お腹が空いたから食べる。
眠いから寝る。
ただそれだけ。
泉
人魚
泉
そこは言葉を失う美しさで、きっと自分の居場所になってくれる。
腐った世の中にそんな神秘的な世界があると考えるだけで、
ただでさえ小さい脳がもっと小さくなる気がした。
ただ信じたく無いだけなのかもしれない。
泉
明日はきっと、
翡翠があそこで待っててくれている。