放課後...
夏樹
雫
夏樹
雫
夏樹
夏樹
雫
夏樹
いつにも増してテンション高めの夏樹と音楽室に向かう
雫
音楽室の中から声がする...
誰かいる
夏樹
ガラッ
アンナ
優莉
同じクラスの中島アンナと神崎優莉がいた
何かをしていたのだろうか
夏樹
アンナ
雫
別の演劇なんてあっただろうか
アンナ
夏樹の腕に腕を巻き付け頭を擦り付ける中島
アンナ
優莉
中島を止めようとする神崎
アンナ
アンナ
優莉
萎縮する神崎
夏樹
たじろぐ夏樹
雫
僕は何も言えない
アンナ
夏樹
雫
僕はすかさず言う
雫
雫
夏樹
音楽室から立ち去る僕の背中に夏樹は声をかけ続けていた
なんだろう
胸がモヤモヤする
あー!もう!なんにも考えたくなくなってきた!
今日は帰って寝る!
雫
母
いつも通りの母の迎え
僕は2階の自分の部屋に直行
ぼふっ!
ベットに飛び込む
雫
雫
アイツモテてるからって調子乗ってるんだ!
中島と付き合えばいいんだ!
そんで僕の目の前で自慢げにイチャつけばいいんだよォ!!
ぼふっ!ぼふっ!
僕はしきりに枕を殴る
雫
ピーンポーン
チャイムがなった
雫
僕は肩で息をしながら玄関に向かう
雫
夏樹
ガバッ
雫
勢いよく飛びついてきたのは学校に置いてきたはずの夏樹だった
雫
夏樹
夏樹
夏樹は肩で息をしている
よほど急いで走ってきたのだろう
雫
夏樹
雫
僕は先程の名残で大声を出してしまう
夏樹
雫
雫
雫
雫
声が震える
泣いているのか?僕
なんで...
夏樹
フワッ
雫
暖かい感覚
ひと....?
夏樹
夏樹
僕は夏樹に抱きしめられていた
雫
雫
夏樹
夏樹
夏樹
雫
夏樹
雫
雫
雫
雫
夏樹
雫
夏樹
雫
雫
雫
ニヤリと笑う僕
夏樹
夏樹
笑う夏樹
相変わらず夏樹の体は
暖かかった