TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

遠藤side 約10年前。 美桜と脩也を連れて お花見に来ていた。 この双子とは親同士が 仲が良くていつも遊び相手になっていた。 けど4月から俺が小学校に 上がるからこれで最後になる。

脩也(幼少期)

成くんこっち来て〜

美桜(幼少期)

美桜の成くん取らんとってよ

遠藤(幼少期)

喧嘩しないでよ。

美桜(幼少期)

成くんおんぶ…

遠藤(幼少期)

ほらおいで。

ぐずり出した美桜を 背中に乗せて 脩也の元へ向かった。

脩也(幼少期)

成くんみてみて。

遠藤(幼少期)

何?

脩也(幼少期)

お花。美桜好きなの。これ。

そう言って差し出したのは 桜の花だった。 風のせいか花弁じゃなくて そのまま地面に落ちたらしい。

遠藤(幼少期)

美桜これ好きなん?

美桜(幼少期)

それも好きだけど成くんの方がいい。

脩也(幼少期)

僕は?

美桜(幼少期)

成くんの次。

美桜に振られたショックなのか 半泣きになって俺を見つめてくる。

遠藤(幼少期)

脩也泣かないの。美桜のこと守ってやんないと。

脩也(幼少期)

うん。

美桜(幼少期)

成くん呼んでる。ママが。

遠藤(幼少期)

え?

美桜(幼少期)

ご飯食べるよって。

遠藤(幼少期)

脩也ご飯だって。行くよ。

脩也(幼少期)

待って。たんぽぽ。

美桜(幼少期)

たんぽぽママのとこいっぱい有るよ。

脩也(幼少期)

成くんおてて。

遠藤(幼少期)

手首持ってくれる?美桜が落ちてしまう。

脩也(幼少期)

持った。

遠藤(幼少期)

行こっか。

親の所へ向かうと シートの上にお弁当が並べられていた。

美桜(幼少期)

成くん下ろして

遠藤(幼少期)

はい。

脩也(幼少期)

これ食べる。

遠藤(幼少期)

卵焼き?

脩也(幼少期)

うん。食べるの。

双子のご飯をお皿に入れながら 俺もご飯を食べ始めた。

現在

朝か………さっきのは夢…

前川

成さーん。朝ですよ〜。起きてますかー?

起きてる。朝からうるさいって。

前川

すいません。今日入団会見ありますよ。懐かしいっすよね。

そういや山田くんおんじゃん。

前川

はい。その子がどうしたんすか?

あの子双子のお姉ちゃんいるんだけどさ。

前川

双子かぁ。お姉ちゃんの方絶対美人さんだろうな。あの弟くんもイケメンだし。

俺小さい頃にあってるんだよね。その双子と。

前川

え?なんで?

親同士が仲良くて。昨日久しぶりに会った。

前川

誰と?

楽天の黒川史陽。双子と幼なじみ。

前川

黒川さんか。高校の時言ってたような気がする。

マジで?

前川

はい。高校の時の練習試合の時に話してました。幼なじみの双子のこと。それが山田くんのとことは思わなかった。

そっか。

前川

覚えてるんですか?その双子。

物心着くかつかないかぐらいだから覚えてるか分からない。

前川

へぇ

夢で最後に会った頃の双子見たわ。

前川

小さい頃どんな感じだったんですか?

2人ともまじで可愛かったよ。

前川

顔整ってますもんね。

お腹すいたから朝ごはん行こ。

前川

あれ?成さんなんかLINE来てますよ?

あれ?美桜だ。なんで?

前川

美桜?

双子のお姉ちゃんの方。

前川

どうしたんすか?

『今から会うことって出来ますか?』だって。

前川

なんで?

さぁ?とりあえず行ってくるわ。

前川

朝ごはんは?

食べてから行ってくる。先行っとくね。

前川

え?ちょっと待ってくださいよ。

美桜に呼び出され 集合場所はとある商店街だった。 時間になると美桜が走ってやってきた。

美桜

成くん

あ、美桜。

美桜

ごめん呼び出して、

全然いいけどどうしたん?

美桜

お母さんから聞いた。成くんのこと。やっと思い出した。

え?

美桜

小さい頃に遊んでもらったこと。脩也は覚えてるかわかんないけど。

え?覚えてんの?

美桜

うん。ていうか夢で出てきたんだけど……

とりあえずどこか入ってゆっくり話そっか。立ち話もなんだし。

美桜

あ、うん。

商店街にある カフェに入った。 俺はアイスコーヒーで 美桜はカフェオレを頼んだ。

んで、夢の話って?

美桜

多分私が…脩也もそうなんだけど、2歳ぐらいの時にお花見で公園に行った夢でね。

うん。

美桜

成くんの背中に私が乗って脩也が成くんの手を持って歩いてる様子で、懐かしい感じがして、お母さんに言ったら昔よく遊んで貰ってたって…

うん。確かによく遊んでたなぁ…

美桜

こんな形で合うと思ってなかったからびっくりして。

ちなみに脩也の方は?

美桜

入団会見でホテル行ってる。私は途中まで送りに行った。脩也最近ここに来たばかりだからちゃんと行けるかどうか不安らしくて。

え?転校してきたん?仙台から?

美桜

うん。脩也の意識だからそんな深く突っ込めなくてさ。

そっか。

美桜

昨日会った時、脩也言ってたよ。初めて会う気がするのに懐かしい感じがしたって。

実はさ、美桜が見た夢と同じような感じ俺も見たんだよね。

美桜

マジで?

うん。もしかしたら美桜と脩也覚えてないかなって思ってたけど良かったかも。

美桜

脩也にも言っとくね。

うん。

夕方 美桜と場所変えながら これまでのことを話してたら 脩也の入団会見が終わったらしい。 駅前で集合するらしいから そこまで送り届ける。

脩也

美桜いた

美桜

おつかれ。

脩也

あ、成さん

入団会見お疲れ様

脩也

ありがとうございます

美桜

覚えてない?

脩也

なにが?

美桜

2歳ぐらいの時私らあってるよ。

脩也

は?

美桜が今日あったことを 全て話した。 納得できなさそうな表情だったが 最後は納得してくれた。

脩也

覚えてないけど、会った時懐かしい感じがしたのはそういうことかぁ……

美桜

私も。脩也何言ってんねんやろってずっと思ってたけど、やっと理解出来たかも。

なんか面倒くさそうなこと巻き込んでごめんね。

脩也

全然大丈夫ッスよ。成さん何も悪くないし。

美桜

なんなら私たち覚えてないから…………

脩也

物心つかないかぐらいやからしょうがないって。

お互い優しい子に そだったなとしみじみ感じながら 時間を見ると さっさと家に帰らさないと 行けない時間になっていた。

もうそろそろ帰らないと親御さん心配するからはよ帰り。

脩也

あ、もうそんな時間か……

美桜

そうやね。帰ろっか。

脩也

成さんありがとうございました。

いえいえ。何もしてないけど。

美桜

脩也が入寮したらまたご迷惑おかけするかもしれませんがよろしくお願いします

その辺は任せて。ほかの奴らもサポートするし。

脩也

ありがとうございます。それじゃあまた55よろしくお願いします。

美桜

失礼します

2人とも仲良く話しながら 家に向かっていった。 俺も前川を放ったらかしにして 寮を出たから さっさと帰ろう。

寮に戻り ご飯とお風呂を済ませ 部屋でゴロゴロしてると 前川が突撃してきて 今日の一部始終を聞かれ 正直に話した。

前川

めちゃくちゃ美人さんじゃないですか。

似てるでしょこの双子。2卵生なのに。

前川

2卵生かぁ…バレンタインチョコどれぐらい貰ったか分かります?

脩也の方は20個ぐらい。美桜は逆チョコで25個ぐらい貰ったらしいよ。

前川

え?嘘でしょ?逆チョコで?

そう。食べきれないからお父さんに分けてたらしい。

前川

お父さん娘からのチョコが逆チョコって可哀想………

そう。毎年めちゃくちゃ貰うから作らないらしいよ。お父さんの分。友達の分は作るけど。

前川

虚しくなってきたかも。

その後も他愛のない話を してたら眠くなったから 前川を追い出して 布団に入って夢の世界に向かった。

花弁を拾ったあの場所で

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

302

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚