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微妙じゃないですよ!神作ですよ!
夏。じりじりと暑さがせまり 汗をかく。
君と公園で買ってきたアイスを 急いで食べながら、ふと 君の瞳を見た
夏の青空をそのまま 閉じ込めたような君の青い瞳 その美しさに思わず見惚れた
どうしたの?と 君に聞かれてはっとした
どうもしない、と 笑顔で返すと、そっかとこちらに 微笑み返す君
そんなやり取りをしてたら 手に違和感があり見ると いつの間にかアイスが溶けていた
私と君は溶けた ソーダ味のアイスを 舐めながら苦笑しあった
私はまるで鳥籠に 閉じ込められた鳥のようだ
だから…空に飛び立つような あの子達が眩しくて…
まるで夏の太陽のように 眩しくて……
社会やルールの檻から 抜け出せていない私。
社会やルールの狭い檻から 抜け出しているあの子達
私には到底叶わない 美しさ
だから私はあの子達を 羨ましいと思った。
微妙…