注意⚠
梟谷が負ける話です
昔書いたやつで書きかけです
色々雑
通報禁止❌
以上を踏まえた方どうぞ↓↓↓
_タンッ…
ボールがコートに落ちて跳ねるのが、やけにゆっくり見えた。
ホイッスルの音が遠くに聞こえる。
思考が停止して立ち尽くしていると、背中をポンと叩かれた。
木兎
赤葦
いつもはうるさいくらいの木兎さんが、まっすぐ前を見つめて口を引き結んでいる。
俺は促されるまま、相手チームと応援席に挨拶をして会場を出た。
嗚咽が聞こえて振り返ると、泣いてる木葉さんを目を赤くした鷲尾さんが慰めていた。
猿杙さんや小見さんも顔を覆って、しきりに目元を拭っている。
尾長
泣きついてきた尾長の背中をそっと撫でながら、あぁ、と俺は思う。
__負けた。
春高が、終わった。
途端に鼻の奥がツンとして、俺はぎゅっと目をつぶった。
帰りのバスの中では、みんな泣き疲れて眠っていた。
隣の席の尾長も寝ていて、その目には涙が滲んでいる。
ただぼんやりと外を眺めていると、グスッと鼻をすする音が聞こえた。
……木兎さんだった。
赤葦
木兎さんは、みんなが寝て1人になったあとで声も上げずに泣いていた。
それに気づいたと同時にボロッと涙が零れ出て、手の甲を静かに濡らした。
コメント
43件
(๑•́́ ﻌ •̀๑)ぅʓぅʓ
(;´༎ຶٹ༎ຶ`)(;´༎ຶٹ༎ຶ`) おばちゃん涙腺崩壊しました(;´༎ຶٹ༎ຶ`)