彼女との下校中
気持ちを抑えるのが辛い
もうぶっちゃけたい
そう思っていたら勝手に 口が動いていた
春千夜
凜々奈
凜々奈
うん?
春千夜
もう卒業だな...
凜々奈
うん...
春千夜
高校も別になるな...
凜々奈
そう、だね...
彼女は微笑みながら俯いた
春千夜
あの、さ...
春千夜
お前と仲良くなれて本当に良かったと思う
凜々奈
私も...w
春千夜
バカな所とか...笑顔が可愛い所とか
凜々奈
っ〜〜
春千夜
元気な所とか、たまに優しくなる所とか...
凜々奈
.......
春千夜
勉強出来ない所も.....
春千夜
.........
凜々奈
.........
春千夜
全部含めて
春千夜
凜々奈が好きだ
言ってしまった
胸の中のモヤモヤが すっと晴れた気がした
凜々奈
.....
凜々奈
春千夜のつんつんした所とか、
凜々奈
春千夜のその口の大きな傷とか...
春千夜
.........
凜々奈
かっこいい所とか.....
春千夜
っ〜!!
凜々奈
私も春千夜の全部が大好き
春千夜
.....俺と
春千夜
付き合ってくれますか...?
凜々奈
...っもちろん!
彼女は涙ぐみながら答えた
ぎゅっ
彼女の華奢な体を抱きしめた
彼女のすすり泣く声が耳元で聞こえた
春千夜
.....凜々奈、愛してる...
凜々奈
わ...私、も
春千夜
っw泣くなって
凜々奈
私も、ね
凜々奈
春千夜の事、愛してるっ
春千夜
.......
彼が愛を教えてくれた
彼への気持ちは 好き だけでは 収まりきらない
これは 好き で 彼を 愛している のだ
愛する彼と共にこの先を歩んでいこう
𝑒𝑛𝑑