この手で、必ず。

自ら組織に足を踏み入れて、二日が経った。

その日の夜

急に上司に呼び出された。

まぁ、そろそろだろうとは思っていた。

犯罪組織で規模もそこそこ大きい

なのに警察には捕まっていない

という事は、

裏切り者の始末

組織のセキュリティ

その全てを‪”‬完璧‪”‬にやってきたという事になる。

そう。

簡単に言えば

死ぬほど強い

その言葉通り、一歩間違えれば殺されてしまう。

思ったより早い日程だった。

私みたいな下っ端に、時間を割くのが惜しいのか

と、思ったが

どうやらそうでもないらしい。

なんて、

我ながら安い脅し文句を使うものだ。

レッツゴー

レッツゴー

レッツゴー…

見渡す限り、銃を構えた敵。

油断していた

そう言い放ち、小娘を抱える。

そう一言告げた、私の上司は

瞬く間に天井に手榴弾を投げつけた。

返事をする余裕もなく

ただ上司にしがみついて、耳を力いっぱい塞ぐ事しか出来なかった。

ドカンッ

その言葉を聞き、ゆっくりと目を開いた。

床を見ると大きな穴が出来ていた。

思わず安堵の息を吐いた。

そんな私の姿を見て何を思ったのか

菊は

と、私を睨みつけてくる

これは私の試験

本来ならば敵城に入った時点で警戒しなければならなかった。

使えなければ捨てられるだけ

それはいい

もう慣れた。

いつかこの手の震えが、収まることを願って

拳を強く握ろう。

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ここから先の物語は

‪”‬　貴方の手で　‪”‬

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試験を開始しますか？ はい いいえ

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これから始まる試験内で 鷹堕　天闇　に手を貸すことが出来ます。 手を貸しますか？ はい いいえ

ー　選択方法　ー 指定されたいいねの数を超えた場合は、｢はい｣を選択する事が出来ます。 （※指定いいね数ちょうどでも可。） 指定されたいいねの数を超えることが出来なかった場合は、｢いいえ｣が選択されます。

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