今日、君は
この町から旅立つ。
アカギ
じゃあ、行ってくる
ミドリ
·····うん
君は‘‘私’’より
アメリカで役者になる‘‘夢’’を 選んだんだという思いが
心の底から 込み上げてくる。
「また絶対こっちに帰ってくる」 とは言われたけど
それもいつになるのか 分からない。
自分勝手なのは 分かってるの。
·····それでも。
出来るだけ明るく 振る舞おうとした。
·····けれど、無理だった。
君が飛行機に乗り
大空に線をひいた後、
君との優しいハグやキスを 思い出しながら
私は初夏の陽気に包まれた 木漏れ日の下で
涙を流した。