恐怖症シリーズ

クモ恐怖症

昔、嫌な思い出がある。

本当に嫌な思い出だ。

そのせいで恐怖症にもなった。

いつものように顔を洗っていた時だった。

そしたら、背中から何かが動いていた。

母さんは俺の背中を見た。

背中潜んでいたのはクモだった。

でも、その日だけじゃなかった。

その1週間後にも事件は起きた。

また、いつものように顔を洗っていた時だ。

顔を上げた。

上からタラっと落ちてきた。

クモだった。

その日から俺はクモ全般がダメになった。

でかいのはもちろん、小さいクモも。

長く語りすぎてしまった。

今は強化合宿に来ている。

白鳥沢の体育館で練習している。

そう。

俺はこの合宿に呼ばれてないのである。

理由は俺の相棒らしい影山が今、東京でユース合宿をしているからだ。

煽られ、どっちに行こうか迷い、捕まらないこの合宿に来たというわけだ。

また語りすぎてしまった。

なわけない。

強くなるためにここに来た。

正直、教えて欲しいが、、そうなると俺の力で覚えてないから。

正直、ここは1番嫌いな場所だ。

薄暗いし、多分、、、出る。

俺の嫌いなあれが。

ｶﾞｻｶﾞｻ

ﾁﾗｯ🕷️

ﾄﾞｻｯ

ｺﾞﾝｯ

もう！最悪だ！

なんでこんな時に限って！

早く消えろ！そしてﾀﾋね！

落ち着けこのやろ！

呼吸！

やば。呼吸の仕方わかんねぇ。

ｶﾞｻｶﾞｻ

ｽﾞｻﾞｯ

ｺﾞﾝｯ

診察をし、脳震盪はなく、包帯を貰い体育館に戻った。

その後、烏野に戻りみんなから心配された。

影山に何があったと迫られたりと忙しかった。