医者
医者
告げられた今
病棟内は静かで物音ひとつもない。
ただ俺の鼻をすする音しか聞こえない。
いふ
医者
俺は黙ってついて行く
ガラガラ
ないこの病室についた
医者
いふ
ないこを撫でる。
実際温かみがあるようでない彼女
撫でていると込み上げてくるものが沢山ある
いふ
ないこと初めてあった場所
初めて食事をした場所
買い物した場所
ないことは、人生で欠かせない”最初”の思い出
を沢山つくった
俺はもう1回撫でる
いふ
いふ
ないこ
ないこが微笑んだ気がした。
疲れすぎているのだろうか
早く家に帰ろう
いふ
いふ
俺は一言残して病室をでた。
いふ
元気な「おかえりっ笑」が聞こえてこない部屋は
いつもより、、よりいっそう静かだ
いふ
ないこの部屋に行こうか、、
行かないか、、
俺はずっとないこの部屋の前で止まっている
俺はそんなことを考えている間に
無意識に開けていた。
いふ
綺麗な床
少し乱れているベット
それもないこらしさだ
でもそれよりも1番
机がぐちゃぐちゃなことに気づいた
思い切ってガサゴソとあさる
1番底にあったのは
「ないこの日記」
と表紙に書かれていた、日記帳らしきものだった。
俺は1ページ目をひらいてみる
そこには予想外なことが書いてあった。
①_______計画 ②毎日日記
次回へ続く
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いちっ!