偽造と罰

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思いつき

1話目が青桃 2話目が黄赤

俺の彼氏のころん

俺のことが大好きなんだ

俺もころんのこと大好き

ある日、告白されたんだ

初めは驚いたけど、 もうころんにしか興味ない

大好きだから言うことちゃんと聞くし

大好きだからいい子にしてる

大好きだからころんの言ったこと なんでも信じちゃう

いつもの場所でころんが来るのを 待っていた

クラスが違うから HRが終わる時間がバラバラだ

あーあ、同じクラスだったら 良かったのに

ぼぉっとただ待っていた

すると、スマホが振動した

ころんから連絡、！

なにこれ、なにこれ、

どういうこと

意味分かんない

俺だけって言ったじゃん

とりあえず家に帰って ころんが帰ってくるのを待つ

もう俺以外と遊ばないって 言ってたじゃん

ころんから送られたメッセージを見せた

すると予想外の言葉が返ってきた

そう言って必死に伝えると、 心当たりがあるような顔を見せた

が、すぐに笑顔に戻り俺を安心させる ように頭を優しく撫でてくれた

抱きしめられてもうさっきのことなんて どうでも良くなった

やっぱりころん大好き。

あの偽造のメッセージ 心当たりがあった

あんなことをするのは あの子しかいない

僕ともさとみくんとも仲の良い人

窓際の席に座っている彼に話しかけた

今日も眠そうにしている

そんな彼にスマホの画面を見せつけた

さすが演劇部 こてんと首を傾げている

でも僕には効かないよ もう分かってるから

りいぬくんの表情が一瞬で変わり 小悪魔のような笑みを見せた

次回黄赤