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衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
小雪
衣緒
衣緒
衣緒
私屋上で靴を脱ぎかけたときに
三つ編みの先客に声をかけてしまった
朝飛
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
朝飛
朝飛
小雪
小雪
小雪
小雪
朝飛
って三つ編みの子は消えてった
さぁ今日こそはと靴を脱ぎかけたときに
背の低い女の子また声をかけてしまった
颯
背の低い子は語る
颯
颯
颯
って
小雪
小雪
小雪
颯
と泣いて消えていった
そうやって何人かに
小雪
愛菜
小雪
愛菜
小雪
あかり
小雪
あかり
声をかけて
追い返して
私自身の悩みは
誰にも
小雪
初めて見つけたんだ
似たような悩みの子
何人目かにあったんだ
澪
制服の女の子
澪
澪
澪
といった
口をついて出ただけ
本当はどうでも良かった
思ってもいないことでも声をかけてしまった
小雪
嗚呼どうしようこの子は止められない
私には止める資格がない。それでも
小雪
小雪
小雪
澪
って目を伏せたまま消えてった
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
小雪
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
衣緒
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