黄side
青兄が朝早くから家をでた。 僕は気になって青兄の部屋をみることにした。
その選択が後から大変になるとは この時、彼は知らなかった。
ガチャ(扉を開ける)
黄
僕は青兄の部屋をみて 恐怖に襲われた。
床にはカッターと包帯が数個落ちていて、 使った後だろうか。 包帯には、血がついていた。 机の上には何やら 紙と薬が荒らされたように 置かれてある。
黄
僕はその薬よりも先に そこに置いてある くしゃくしゃになった紙を 手に取る。
黄
そう。 黄が手を伸ばした紙に 書いてあったのは、 青の病気のことを書いてある 診断所だったのだ。
黄
僕が今授業で習っているところだった。 この病気はほとんどいないと 教えてもらったばかりなのに…。 まさかこんな身近にいるなんて。
黄は情報が多すぎたのか、 頭が追いつかなくなり フラッとその場で めまいを感じた。
黄
黄
と言いかけたその時だった。
黄は何か疑問に思った。
黄
黄
黄
黄
黄
黄は逃げるように青の部屋を出た。
ガチャンッ
黄
黄
黄
前世病とは? 前世病とは、記憶が曖昧になり 前世の自分になること。 また記憶がなくなるケースがある。 治療法はまだ見つかってはいないが、 薬だけで治る場合もある。
黄
黄
黄
ガチャッ
赤
赤
黄
黄
赤
黄
これ赤兄に言った方がいいのでしょうか、??
黄
黄
赤
赤
黄
黄
赤
黄
赤
黄
赤
黄
この感じだと桃兄と赤兄以外知ってい る人はいなさそうですね。 多分病気のことについても大まかに 知っているくらいでしょうか。 青兄がここまで黙ってたって ことは何かありますよね。 言わないでおきましょう。
黄はこの時最悪な選択をしたことを 彼は知らなかった。
コメント
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