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じゃあ ありがと〜!
あっ!
タメで良いんだよ〜(*σ・ω・。)σツンツン
純と私が
初めて出会った
あの夏の日を
今でも思い出す。
セミの鳴き声
照りつける太陽
澄んだ青空
浮かぶ雲
純と出会った日から
今日で丁度1年が経った。
透さんは
受験に受かり
都内の大学へ
進学して行った。
純のお墓参り
行こうかな。
窓から見える景色を
淡々と眺めていた。
純のお墓は
家から
少し離れたところにある。
澄子さんの車に乗せてもらい
お墓へと向かっていた。
澄子
お墓には
純の名前が刻まれていた。
二人で
お墓の前にしゃがみ
手を合わせ
まぶたを閉じた。
初めて家に上がった日
初めてオムライスを作った日
初めて純とスーパーに行った日
初めて看病してもらった日
初めて服を買ってもらった日
今でもはっきりと
純との思い出を
覚えてる。
ありがとう。
あとにも先にも
生涯で1番大切な人は
君だよ、純。
純が居ない世界で生きるのは
少し不安もあるけれど
頑張るからさ
応援してよ。
もう死のうとなんて
しないから。
手を離し
まぶたを開けた。
澄子
澄子
千夏
バイバイ、純。
また来るね。
なんだか
名残惜しくて
お墓をしばらく見つめた。
澄子
澄子
急に走り出してしまった
澄子さんを追いかけて
私も元気に走り出す。
途中で止まって
もう一度振り返った。
千夏
少し時が止まったように感じた。
千夏
我に帰ると
くるりと向きを変えて
すぐに走り出した。
気づけば
不安なんて
消えていた。
セミの鳴き声
照りつける太陽
澄んだ青空
浮かぶ雲
純と出会った日のことを
きっといつまでも
覚えてる。
続く、かな?(笑)
まだ出すと思います。
いいと思った分だけ
♡お願いします!