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鶴城史之舞 〜決戦 その後〜

鶴城史之舞 〜決戦 その後〜

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【小説】鶴城史之舞、おにぎり屋開店。エルペタスの刺客に怒り狂う

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2023年09月04日

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俺の名前は鶴城史之舞

鶴城

店思ってたより繁盛してて買い出しが大変だ…

遂に開店した【つるのおにぎり】が大繁盛した事に喜びつつも苦労するおにぎり屋だ

おにぎり屋を開店する前、俺は殺し屋を引退した後の師を亡くし絶望に打ちのめされていた

だがそんな時に初老の女性に会った

初老の女性

そこの人…大丈夫ですか?

その人は見ず知らずの俺に優しく接してくれおにぎりもくれた

鶴城

ありがとうございます… あむ…

そのおにぎりは特別なものではなかったが俺の心に染み込んだ

そうして俺はその時のおにぎりの感覚をみんなに味わってほしいと開業したのが俺の店だ

鶴城

殺し屋時代の金が開業でほとんどない…もっと売れる間に作らなければ…

そんなことを思い自宅に戻っていた時だった

鶴城

はあ… エルペタスの人間か

????

やっぱし気づかれるよなぁ

そこから現れるは全身緑の軍隊服を着た場所外れの男だった

⁇??

僕のコードネームはポメラニアン

ポメラニアン

鶴城さんやダックスとか言うやつ…勧誘来たよね?

男はコードネームを名乗ると先日俺を勧誘したダックスという奴について問いてきた

鶴城

正当防衛で殺させてもらったが

ポメラニアン

ふぅん… さてと本題に入ろうか

ポメラニアン

ダックスに変わって改めて…

ポメラニアン

【エルペタス】…入らない?

ポメラニアンはそう言ってまた勧誘を仕掛けてきた が俺の答えは決まっている

鶴城

今はおにぎり屋をやっているんだ 生計もある程度立てられるし断らせてもらおう

ポメラニアン

へぇおにぎり屋… そう

ポメラニアン

じゃあ今日はお暇させてもらうよ

そう告げるとポメラニアンは去った

しかしその男がその後仕掛ける事に俺は気づいていなかった

後日、エルペタス日本支部にてポメラニアンと世良はとある会話をしていた

世良

ポメラニアン… 鶴城の勧誘は失敗

世良

挙句には無傷で帰還とはどういうつもりだ

ポメラニアン

世良さん 鶴城は現在おにぎり屋を経営してるとからしく 生計も立てられているそうです

世良

なるほど…

そうしてポメラニアンが発した言葉はクズ以外の何でもなかった

ポメラニアン

つまりおにぎり屋を破壊すれば生計は立てられなくなり 修理するにも何にせよ収入を得る手段がなくなります

世良

…サイから爆弾を手配するようにしておこう

ポメラニアン

お願いします

俺はそんなことも知らずおにぎり屋を閉店する準備をしていた

鶴城

今日も繁盛… とりあえずお店閉める用意でもする…

その時だった

鶴城

(殺意…!)

殺意を感じ振り向くと

鶴城

手榴弾だと!?

手榴弾が飛んできていた その後ろにはポメラニアンとかいうやつがいる

いけない

鶴城

シィ!!

俺は飛んできた手榴弾を掴み投げ返した…が

ボォォン!

鶴城

がぁああ!!

投げて1mしたほどで爆発し 俺は吹き飛んだ

ポメラニアン

店ぶっ壊れなかったなぁ まあいいか

ポメラニアン

鶴城、エルペタスに入れ

ポメラニアン

さもないと殺すから

鶴城

ふざけるなよ…

俺は即座に飛び上がり踏み込みをする

鶴城

さっさと死ぬといい

ポメラニアン

(手負でこの機動力か…ちょっと厳しいかもなぁ)

ポメラニアン

けどお前武器持ってないよなぁ!?

そうして遅れながらも相手も踏み込みを開始する

ポメラニアン

風穴だらけになりなよぉぉお!

そうして繰り出すのは突風のような連続の突き

鶴城

遅い 当たらない 当てようとしているのか?

ポメラニアン

チィ!

俺は避けながら間合いを侵略した

鶴城

合気をどうぞ!

ポメラニアン

マジか…!

ヒュゥ…

そうしてポメラニアンは一回転し、地面に寝転ぶ

ポメラニアン

グッ!

鶴城

よいしょぉ!

グギィ!

ポメラニアン

グォオ!

そうしてその隙に相手の右肩を鉄板入りの足で踏み砕く

ポメラニアン

クソが…

肩を砕かれながらも瞬時に起き上がった

鶴城

ナイフは貰った 俺の勝ちだ

ポメラニアン

勧誘如きで死んだられっかよ!

ぼぉぉん

そうして相手は煙幕を使った 俺の目を誤魔化すつもりなのだろう

鶴城

煙幕か…

鶴城

シュッ

ポメラニアン

なっ!

鶴城

足音を聞いていれば分かる… 死んでくれ

グサァッ!

ポメラニアン

がァァァア!!!

俺は奴の背中を深く裂いた

ポメラニアン

くっ… もう少しなんだよ…!

鶴城

まだ生きてるか…しぶといんだよ

鶴城

さっさと死んでく…

鶴城

…!?

俺は謎の危機感を察知しソイツから離れる

ボォォン!

ポメラニアン

グハァ!

そうして男は謎の爆死をした…

鶴城

何が起こった…

通行人

あんた血まみれだぞ!

鶴城

あぁ…大丈夫ですこれくらいなら

通行人

救急車呼んだからもう少しだ!

鶴城

えぇ…?

そうして第二の刺客を撃破した俺だった…だがこれは今後に起きる悲劇の序盤に過ぎなかった…

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