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rn
rnさんが顔を上げた。
その目は真っ直ぐで、 少しだけ寂しげだった。
rn
rn
俺は黙った。
冗談で返すことだってできた。
でも、rnさんの前では
冗談を言わなくてもいい気がした。
ur
気づけば、そう答えていた。
rnさんは少し微笑んだ後、言った
rn
rn
ur
rn
俺は一瞬、面食らった。
でもその提案は、少しだけ心地よかった。
ur
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rn
rn
rn
ur
俺ら2人の関係は、こうして始まった。
夏上旬の空気は少しジメッとしていて、 道には、ほとんど人がいなかった。
ur
俺は、あくび混じりに独り言を言う。
時間は午前6時半前。
約束したのは前日の放課後だった。
普通のテンションなら、断っていたはずだ。
でも、rnさんの真っ直ぐは、 どこか断りにくい。
ほどなくして、rnさんが来た。
rn
rn
ur
小さく笑い合って、俺らは並んで歩き出す。
まだ人通りの少ない街の中、 蝉の声と、足音だけが響く。
途中、rnさんがポケットから イヤホンを取り出す。
rn
ur
rn
流れてきたのは、 しっとりとしたピアノジャズ。
俺は思わず苦笑いをする。
ur
rn
ただ、不思議と悪くなかった。
無言のまま歩いていても、どこか心地いい。
イヤホンで繋がる距離感が、 むしろ"ちょうどいい"
みなさんこんにちは、なのねです!!
実は、新連載を出しました!!
それが
『拝啓』
という、etさん主人公の物語です!!
etさん愛されなので、地雷の人は 回れ右で!
それでは、ぜひ見てください!
おつなのね!
next♡1250