名作 ノキオ むすび

注意事項

ノキ作＆ノキむす ボーイズラブ なんでも許せる方向け 初投稿 作るのが下手 あちら系の表現有り

それでも見てくれる方はお進み下さい。

ガヤガヤ

先生の話も終わり、皆が喋りながら荷物を片付けはじめる。

明日から夏休みだということもあってか、いつもよりも騒がしい。

そんな中僕は 1人で立ちすくんでいた。

まだ誰とも遊ぶ約束をしていない。

待っていればすぐに連絡は来るが僕はどうしても誘いたい人がいた。

僕は深く息を吐く。

僕は声をかけた。

彼は友人と話していた。

夏のせいだろうか

とても体があつくなる

周りから見たら今の僕は真っ赤なのだろう。

優しく微笑みかけてくれる彼にときめく

そう

僕はノキオのことが好きだ。

夏休みがはじまり、1週間がたった

ノキオは夏休みに入ってから毎日のようにSNSに写真やポエムを投稿している。

宿題はやったのだろうか。

僕は通知をタップした。

あっはぁ〜今日は楽しみだ！！なぜなら今日はむすびの家に泊まりに来ているのだからな！！はっはっはっはっ(*^ิ艸^ิ*)

僕は混乱しながらも次の投稿を見る

なんと今日はムービーもだ！今日は特別だから気分が上がるなぁァァァ(☝︎ ˘ω˘)☝︎ふぅー！！

僕は動画をタップした。

今画面が少し荒ぶった時になにか見えた。

コンビニの買い物袋の中に、なにか

もう僕の視界はゆがみ始めている。

止めた動画をじっと見つめる。

ポタリ

画面に水滴が落ちた。

手が震え、そのまま動画が再生される。

ダメだ

もう彼らが発する言葉全てがアレにしか聞こえなくなってしまった。

同級生の

友達の

好きな人の

そんな話聞きたくなかった。

僕はノキオの投稿をさかのぼってみた。

海

公園

デパート

全ての写真に目を通すと

全ての写真に

ノキオとむすびが写っていた。

ポタリ。ポタリ。

涙が零れる

そのまま僕は泣き崩れた。

こうして、僕のこの想いはなかったことになった

というわけでもなく

別に知ってしまったところで気持ちが消えるわけでもなく、

忘れられることもあるわけないので

別に今まで通りに過ごす。

まぁ、

そういうこともあるしね。

今日は

つる公にあの乙女ゲームの完全版を貰いに行きます。