孤爪
ねぇクロ
黒尾
ああ、わかってるよ
黒尾
チビちゃんがする訳ない事くらい
孤爪
翔陽なんで嘘ついたんだろ、
黒尾
守ったんでしょあの子のこと
孤爪
うん、
孤爪
やっぱり翔陽は優しいね
孤爪
ねぇ、クロ
黒尾
あの、小鳥遊寧々さんの事調べよだろ?
孤爪
翔陽が壊れてしまわないように
及川
ねぇ、その作戦及川さんも入らせてよ
黒尾
あ、及川くん
岩泉
俺もいいか?ついでにこいつも
国見
こんにちは、
黒尾
国見くん再度確認だけどおそわれてないんだよな
国見
俺も男なんだし襲われそうになってたら振りほどく力くらいあるし
孤爪
翔陽烏野、あのマネに嵌められたの?
孤爪
自分の手を汚さず
国見
まぁ、はい
国見
マネージャーから日向が烏野から酷い扱いを受けているかは力になってと相談されました
国見
マネージャーの仕事してくるって言って外に言った後くらいに
国見
王様が来ました
孤爪
翔陽また嵌められたって事
孤爪
なんでそこまで翔陽の事虐めるんだろう
孤爪
嫌いなら無視したらいいのに
及川
人の苦しんでる様子を見たいんじゃない?
岩泉
例えあいつの正体を烏野に話して信用しないだろ
黒尾
ん〜だな
孤爪
俺達が翔陽の事信じてるってバレないようにしないとダメだと思う
黒尾
なんで??
孤爪
だって、
孤爪
及川さん達が味方ってことが分かったからはめたんでしょ
及川
つまり、バレたら更にまた動き出すってことね!
孤爪
そう
孤爪
慎重に動くよ
岩泉
だな
及川
俺達も騙されたふりをした方がいいかな?
孤爪
それだと翔陽が壊れちゃうから
孤爪
今まで通り守っててよ
国見
日向はもうだいぶ限界に近そうでしたよ
国見
少し話聞いただけで苦しそうに泣いてました
孤爪
信じてた人達全員から嫌われるなんて
孤爪
想像したくもない
及川
ここに呼び出してごめんね?ねねちゃん
小鳥遊 寧々
いえ、
小鳥遊 寧々
どうしたんですか?
及川
なんでねねちゃんはチビちゃんの事嵌めようとしてるの?
小鳥遊 寧々
嵌めるなんてそんな事しないでよ
小鳥遊 寧々
酷いですよ!
及川
そう言うのいいから
小鳥遊 寧々
はぁ、、
小鳥遊 寧々
ウザイんですよね
及川
ついに本性出したね
小鳥遊 寧々
出せって言ったの及川さんじゃないですか
及川
チビちゃんの何がウザイの?
小鳥遊 寧々
私の無いもの全部もってる
及川
単なる僻みでチビちゃんの事嵌めたの?
小鳥遊 寧々
私だって好きでやってたわけじゃない!
及川
どうして
小鳥遊 寧々
私もみんなに愛されたかった
及川
そんなことで
小鳥遊 寧々
そんな事なんかじゃない!
小鳥遊 寧々
これ私の中学時代
及川
隣、ちびちゃん?
小鳥遊 寧々
私と日向は中学から一緒
小鳥遊 寧々
どうせ日向は覚えてないでしょうけどね
及川
中学一緒だから嵌める理由にはならないでしょ
小鳥遊 寧々
日向は私のヒーロー
小鳥遊 寧々
私が虐められてた時に助けてくれたのも元気をくれたのも日向
及川
尚更そんな事しないで傍にいたらいいんじゃ無いの
小鳥遊 寧々
だから尚更日向が羨ましかった
小鳥遊 寧々
私に持ってない元気さや
小鳥遊 寧々
人に愛される日向に私が虐められてた苦痛なんて分からない
及川
だからって!
小鳥遊 寧々
わかってるよダメなことだって
小鳥遊 寧々
私のヒーローだけは私の辛かった過去を知って欲しかった
及川
馬鹿じゃないの君
及川
ねねちゃんチビちゃんの顔最近見た?
小鳥遊 寧々
え、
小鳥遊 寧々
見てない
及川
ずっとずっと苦しそうに頑張って笑ってるんだよ
及川
なんでか分かる?
小鳥遊 寧々
そんなの知らない!!
及川
ねねちゃんに心配かけないようにだよ
小鳥遊 寧々
だから何よ
及川
嫌われる体験をした君なら人に嫌われる痛みわかってたんじゃないの
小鳥遊 寧々
すごく辛いし死にたくなる
及川
チビちゃんはずっと一人で耐えてるんだよ
及川
嵌めた人間が隣に居ることも知らずに
小鳥遊 寧々
虐められないように助けてるもん
及川
形でしょ
及川
チビちゃんの心はもうボロボロに傷ついてるんだよ
小鳥遊 寧々
私だって好きで日向を嵌めようなんて
日向
小鳥遊さ、ん?
小鳥遊 寧々
ひなた、
小鳥遊 寧々
ごめん違うこれは違の!
日向
ごめん俺!!
小鳥遊 寧々
待って!!日向