テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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【薬屋のひとりごと】壬猫推しが作るオリスト

第4話 - 第4話【痙攣事件】

567

2024年03月17日

#恋愛

#創作

#薬屋のひとりごと

#オリジナルストーリー

暇人るか

るか

こんにちは！毎度同じく、るかです！
前回、初の400いいね越え...！ありがとうございました！そしてそして、
累計いいね数が1000を突破しました〜✨
まさかここまで伸びてくれるとは予想していませんでした...！

るか

…えぇそして………………

るか

しばらく投稿サボっていて申し訳ありませんでしたぁぁぁぁ！！！！！
色々忙しくて……ね…？(言い訳)

るか

..ということで、第4話は【痙攣事件】です！最後に報告があるから絶対に見てってね！
では、行ってらっしゃ～い！

猫猫

ふぅ…

猫猫

散歩と薬草採りも行ったことだし、今日は
もう特にやることがないな

ガチャ(ドアが開く)

壬氏

薬屋！|ω･)

猫猫

うげっ…

壬氏

うげって言ったか？( ≖_≖)

猫猫

気のせいではないでしょうか〜？(´∀｀)

壬氏

(ー"ー ).....まあそれはなんだっていい。

壬氏

突然だが、薬屋は馬閃と顔合わせしたことがあるか？

猫猫

馬閃様ですか。少しですがありますよ。

壬氏

実は夜に馬閃がお前に頼み事をしたいと…

猫猫

頼み事…ですか

猫猫

まあ大丈夫ですよ

壬氏

そうか。それならよかった(◜ᴗ◝ )

猫猫

よかった…？壬氏様も行くのですか？( ꒪⌓꒪)
(何だこの笑顔。不気味だし急に鳥肌がたってきたな)

壬氏

ああ。……薬屋震えてるけど大丈夫か？

猫猫

別に平気です
(自分のせいで震えてるとも知らずに( ¯-¯ ))

壬氏

そうか。…今日の夜は特に冷えるだろうから
健康管理等はしっかりするんだぞ。
それではまた向かえに来る( ´︶`)

猫猫

分かりました。、ではまた。ﾍﾟｺﾘ

ガチャ(ドアが閉まる)

猫猫

さぁーて。夜に用事ができた。でも私は今の方がずっと暇なんだがな…

猫猫

…まあぼーっとしてるのも悪くないが小蘭に最近の情報収集として噂話でも聞きに行くか

猫猫

ﾄｺﾄｺ((((((っ･ω･)っ

小蘭は椅子に座ってみたらし団子を食べている

小蘭

ŧ‹”ŧ‹”( ‘ч’ )

猫猫

やっほー小蘭

小蘭

あっ猫猫！！やっほー！

猫猫

小蘭、突然だけど最近の有名な噂話とかない？

小蘭が俯きながらみたらし団子をそっと皿に置いて立ち上がり机をバン！と叩いて、猫猫を見つめる

小蘭

それがねぇあるんだよ…！すっごい怖い噂話があるのぉ…！！

小蘭は今にも泣きそうだった

猫猫

(顔が今にも泣きそうだ。そんなに怖い噂話があったのか…？)

小蘭

最近ね、ご飯を食べた後に痙攣を起こすっていうすっごい怖い噂があるんだよぉ…？！

猫猫

痙攣…かぁ…。

猫猫

(…ご飯後ということは料理や食材等に原因がありそうだな)

猫猫

ちなみにどこら辺でその事件が起きてるのかわかる？

小蘭

んぅ…そこまでは分からないけどぉ…。
でも最近後宮ではこの話で持ちきりだから
みんな知ってるはずだよ！

猫猫

(…てことは壬氏様も知ってるんだろうな…。…早く言ってくれればいいものを…)

猫猫

…そうか。ありがとう小蘭( ´˘`)

猫猫

よいしょっ…

猫猫は椅子から立ち上がる

小蘭

あれぇ、猫猫もう行っちゃうの？

猫猫

…うん。小蘭、情報ありがとう(*´︶`)

小蘭

どういたしましてぇ(* 'ᵕ' )

猫猫

(料理の食材が分かれば良いんだが…)

高順

小猫、どうして此処に？

猫猫

高順様。お仕事はどうなされたのですか？

高順

つい先程、別の仕事が終わったので壬氏様の元へ向かっていたところです

猫猫

なるほど…。あ、高順様に聞きたいことがあります。

高順

どうれましたか？

猫猫

最近起きている痙攣事件をご存知でしょうか

高順

はい。

猫猫

では、何か詳しい情報等はありませんか？

高順

普通の方よりかはまだ情報は持っていますが…

猫猫

っ…！ではそれを教えていただけないでしょうか

高順

…でもこれは他言無用ですので…。
(…けれども小猫なら痙攣事件も解決できるかもしれない…)

高順

いいえ、やっぱりここは小猫を信じてお教えすることにします。決して情報を漏らさないように。

猫猫

いいんですか…。高順様にしては珍しいですね、規則を破るという行為は

高順

今回ばかりは小猫を信じた結果ですので。
仮にバレてしまったら私が全て責任を負いましょう

猫猫

………では、聞かせてください

高順

…はい。

高順

実は前までは女房が料理を食べて痙攣を起こし倒れる方が多かったのですが、最近では帝まで料理を口にし、痙攣を起こして体調不良になってしまっているのです。痙攣が起きる場所は様々なですが、いつも同じ食堂の料理を食べたあとに痙攣が起きているということが判明しました。そのためその食堂に何が原因があるのかと推測しているところです。

猫猫

なるほど…。では私が今から食堂へ調査に行ってみますのでここで失礼しますﾍﾟｺﾘ

高順

小猫、お待ちください。
小猫はあくまでも女房です。
1人で調査しに来た、と言った所で
追い出されて終わりです。

猫猫

……。(痛いとこをつかれた。宦官の壬氏様でも連れて調査に行くか？…いや、調査に影響が出そうだ( ·-·))

高順

…では、私が小猫にお供しましょうか？

猫猫

…確かに、宦官の従者の武官の高順様を連れていけば、調査に許可が降りるかもしれませんね。お願いしたいと思います

猫猫

調査に影響は受けなさそうだし…(ﾎﾞｿｯ)

高順

確か、夜には用事があるのですよね？

猫猫

はい、馬閃様に呼ばれています

高順

では、日が暮れる前に早めに行かねばですね。小猫の準備等が良ろしければ今からでも馬車を出しますがどういたしましょう？

猫猫

大丈夫です(─_─)ゞ

高順

では、少々お待ちください

高順は馬車を用意し猫猫は中に乗り込んだ

窓から例の食堂が見える

猫猫

おっあそこが例の食堂か…

馬車が止まる

猫猫

ありがとうございます高順様。

高順

いえ。…では行きましょうか小猫

猫猫

はい。

トントン… 食堂の扉をノックする

高順

失礼しますﾍﾟｺﾘ

猫猫

ﾍﾟｺﾘ

女給

あら、すみませんねぇ今日はまだ食堂を
開けてないのよ。

猫猫

……(女給か…。人柄が良さそうだな)

高順

あ、いえ。…実は食堂を調べさせていただきたいと思いまして…。

女給

…痙攣事件のことだわよね

高順

…はい

女給

……どうぞ調べてください。料理長は厨にいるはずだから。

冷めたような声で言い放つ

猫猫

っ……？(なんだか対応がさっきとは一変して冷たいな…？)

高順

……？ご協力に感謝します…

猫猫

(…この様子じゃ高順様も異変に気づいた様だな)

高順

…小猫、あまり変な行動等はしないようにお願いします(ﾎﾞｿｯ)

猫猫

わかっていますよ。

猫猫

…あなたが料理長ですか？

料理長

はい。私が料理長ですが……？

高順

今回痙攣事件のことについて元薬師だった女房と共に調査に伺いました

料理長

…なるほど。

猫猫

早速なんですが最近帝に提供した料理の名前をまず教えてくれますか？

猫猫

(初めに材料のみ聞くより料理名も一応聞いておいた方がいいんだよな)

料理長

…クリタケの湯豆腐、ふかひれの上海蟹煮込み、くらげの中華和えです。

猫猫

うむ…。ちなみにくらげは何を使ってどのような加工方法で調理しましたか？

料理長

ヒゼンクラゲを使用しており、食塩とミョウバンで塩蔵してから食用としました。

猫猫

(くらげの加工方法は間違ってない…か。)

猫猫

…ではキノコのクリタケは何処から収穫したものですか？

料理長

それは料理助手の者の仕事なので私は詳しいことはわかりません…

猫猫

ん…(キノコ類は似ている種類が多くある。そのため食用のキノコと毒キノコを間違えて口にしてしまう事がよくあるから収穫場所に行きしっかり調査する事がよさそうだ)

猫猫

今から料理助手の者にクリタケの収穫場所へ案内して頂く事は可能でしょうか？

高順

小猫それは流石に……

料理長

いえ、大丈夫ですよ。料理助手の者を呼んできますので暫くお待ちください。

高順

……小猫、流石に今から調査に行くのは時間が惜しいのではないでしょうか？

猫猫

これ以上痙攣の犠牲となる者を増やす訳にはいきません。いくら夜の馬閃様の呼び出しに遅れようと私のみで責任を負います。

高順

……でしたら小猫のみで行っていただけないでしょうか？

猫猫

高順様は何か外せない用事でもあるのですか？

高順

宦官をずっと1人にしておくのは私の仕事をしっかり果たせていませんし、何かあってからでは遅いので。

猫猫

(高順様は常にこのような事を考えなければならないのか。高順様もやはり大変だな…)

猫猫

そうですね。何かある前にお坊ちゃまの元へ行ってあげてください(⩌֊⩌)

高順

小猫、壬氏様のからかい過ぎには注意してください

猫猫

す、すみませんつい本音が…

高順様は呆れたような表情をする

高順

…最後まで小猫に付き添えなくてすみません。

猫猫

むしろ此処まで協力して下さりありがとうございましたﾍﾟｺﾘ

高順

…では私はここで失礼いたしますﾍﾟｺﾘ

ガチャッ

料理長

料理助手の者を連れてきました…って先程の武官の御方は…？

猫猫

すみません、用事があったためそちらに行きました。

料理長

なるほど。…この方が料理助手です

料理助手

…話は聞きました。

猫猫

(この人が料理助手か…。料理助手なのにやけに衣服が立派なもんだ…。)

猫猫

…調査の御協力、感謝しますﾍﾟｺﾘ

料理助手

…では御案内致します

猫猫

…よろしくお願いします。

料理助手

此処がクリタケの収穫場所です。

猫猫

此処…ですか。

料理助手

はい。料理助手は主に食材集め、料理長の手助けなどが仕事なのです。そしてクリタケは最近ですと此処の辺りで収穫しています

猫猫

クリタケは……ん、あれか

猫猫

匂いは…

猫猫はそのキノコを採り匂いを嗅ぐ

猫猫

っ……。(匂いがおかしいような…)

料理助手

どうされましたか？

猫猫

い、いえ。

猫猫

見た目は……ん、この模様クリタケとは僅かに違う……

猫猫

……！そうか！！

料理助手

な、何か分かったんですか……？

猫猫

…単純な事でした………。
(早くから噂を耳にしていれば多くの人を助けれたかもしれない…。……いやいや、これからの犠牲者を無くすためにこんなこと考えず、今を尽くさなければ……。)

猫猫

これは、クリタケではなくニガクリタケと言います。ニガクリタケには強い毒が入っており激しい嘔吐、下痢などの胃腸障害、重症の場合は、さらに脱水症状、痙攣、アシドーシス、ショック症状等。

猫猫

クリタケとニガクリタケは非常に似ているため誤って口にしてしまうことは少なくありません。悪気が無かったとはいえ反省するべき点が無いとはいえません。

料理助手

そん…なぁ……。食材集めの私がたくさんの人を…。

猫猫

…………。

料理助手

私はどれくらいの罰を受けるでしょう……？

猫猫

(なぜそんなことを聞く。こいつ、しっかりそうに見えて実はびびりなのかもしれないな。罰が怖いのか……？)

猫猫

…理由を聞いてもいいでしょうか

料理助手

…私には1人の娘がいます。妻が昔、自ら命を絶ってしまったんです。そのため男手一つで育ててきました。今はもう13にもなっていますが、やはり心配で……

猫猫

(…この人にもこの人なりの事情があるのだな。はぁ…正直に答えてやる方がこの人のためか。)

猫猫

まあざっと20日後宮から追い出されるとかですかね……。これ以上何か事件が重なっていたら解雇に至っていたかもしれません。

料理助手

に、20日も……

猫猫

その娘さんは後宮で働いているんですか？

料理助手

まあ……。

猫猫

(後宮で働ける娘か…。これは相当なお偉いさんなんだな)

猫猫

……私から言っておきますよ。あくまで悪気はなかったと。私の言葉が通るかどうかは分かりませんが。

料理助手

ありがとうございます……！！！

猫猫

恐らく普通のクリタケの収穫場所も見つかると思いますよ。

猫猫

では私はやる事が色々あるのでここで失礼します。あなたにはきっと話が回ってくるでしょうから。

料理助手

わかりました…。

そして猫猫はあったことを隅から隅まで話した。猫猫の言葉が通されたのか、料理助手は仕事を続けれる事になった。3日間のみ後宮から追い出されてしまったが随分マシになってよかったと思う猫猫であった。

猫猫

はぁ、疲れたぁ……。………けど！！

～猫猫の妄想シーン～

猫猫

あ、高順様、無事解決できましたよ

高順

そうですか。……小猫、今言わない方が小猫にとって良かったかもしれないですね。

壬氏

こんばんは、薬屋(^-^)

猫猫

うげっ……

猫猫

(待て待て……今は疲れているというのにまたこの方の相手をしなければならないのか……？)

壬氏

もうその反応にも慣れたもんだ( - - `)

壬氏

……痙攣事件を解決したんだな。

猫猫

は、はい……でも大したことはしておりません……( ˊᵕˋ ;)

壬氏

でも、薬屋の知識があったお陰で解決できたんだ。単刀直入に聞く。何が欲しい？

猫猫

………はい？

壬氏

だーかーら、何が欲しいと聞いているんだ

猫猫

欲しいもの…ですか。なんでもいいのですか？

壬氏

ああ。何でもくれてやろう

猫猫

ほ、本当ですか？！(´｡✪ω✪｡ ` )

壬氏様は猫猫の反応を見てくすくす笑っている。

猫猫

(薬草30年分？いやいや蘇りの薬でも悪くない……あ、蘇りの薬は作り方が分からないから手に入らないか……。)

猫猫

(ー"ー )んー

壬氏

そんなに欲しいものがないなら褒美はいらないということか？(◜ᴗ◝ )

猫猫

い、いえ！！欲しいものなどいくらでもあります！もう少しお待ちください！！！

猫猫

(そうだ…牛黄ならもしかしたら…！)

猫猫

あ、あの壬氏様。

壬氏

…決まったのか？

猫猫

…牛黄は御用意できるでしょうか？

壬氏

牛黄……。一体何に使うつもりだ？

猫猫

牛黄は生薬とも言われているんです。
しかしとても希少なので大変高価なので手に入れることはとても厳しいものでした。

壬氏

わかった。交渉してみよう

猫猫

(私が牛黄を選んだ理由は二つある。
まず一つ目は普通に生薬として使うため。
二つ目は‪” ‬私の身分では手に入らない‪”‬ ため。牛黄は私の身分では手に入らないが壬氏様のような身分であれば手に入れることなど朝飯前だ。…つまり、本来ならば手に入らないものを確実に手に入れることができるという事だ。)

壬氏

では薬屋、馬閃の元へ行くぞ。

猫猫

す、すみませんが少しばかり休ませてくれませんか…。私だって疲れくらい溜まります

高順

壬氏様、私からもお願いします。
小猫顔色が悪いです。

壬氏

……確かにそうだな。今日は本当にご苦労だった。俺が馬閃に言っておくから休めたら来い。寝てたら俺が起こしに行くからな？

猫猫

それは勘弁して欲しいものですね(ﾎﾞｿｯ)

高順

小猫(¬_¬ )

猫猫

な、なんでもありませーん(ˊᗜˋ)

猫猫

……ではまた後ほど。ﾍﾟｺﾘ

壬氏

あっ、あぁ…。

猫猫

(((((*´-ω- )

猫猫は自分の部屋へそそくさと帰った

壬氏

………

高順

小猫やはりお疲れのようですね

壬氏

…そのようだな

高順

壬氏様、先程小猫が仰っていた牛黄は壬氏様の御身分であれば簡単に手に入れることが出来ますよ。…小猫も分かっておられたのではないでしょうか。

壬氏

どういうことだ…？

高順

…まあ、知らなくて良いです。ほら行かなくても良いのですか。

壬氏

あ、あぁすまない

～猫猫の妄想終了～

猫猫

さぁて、はやく帰るとするか！

トントン

壬氏

失礼するぞ、馬閃

高順

失礼します

馬閃

こんばんは。

馬閃

…例の女房はどこだ

壬氏

…少し休んでいる。顔色が悪かったんだ。
恐らく後ほどくるだろう。

馬閃

…そうか。

数時間後

馬閃

…で、例の女房はいつ来るんだ

壬氏

もしや薬屋……

高順

壬氏様、行ってあげたらどうですか。

壬氏

……あぁ。

壬氏

(高順、気を遣ってくれたのはわかるが言わなくていいだろうに…。)

壬氏

(薬屋は恐らく寝てしまっているだろうな…)

トントン

壬氏

薬屋、入るぞ

ガチャ

猫猫

ん……ぅ……

壬氏

見事に爆睡しているな…ははっ

壬氏

(何故だか見ていて気持ちが暖かいな)

壬氏

…薬屋、起きろ

壬氏様は猫猫の体を揺らして呼びかける

猫猫

ん……

猫猫

誰…ですか。

壬氏

なんだ？疲れすぎて俺の顔も忘れたのか？

猫猫

……壬氏…様？

壬氏

俺は言ったはずだぞ。少し休んだら合流するように、とな

猫猫

何のことでしたっけ…

壬氏

馬閃が用があると言って呼び出していただろう？

猫猫

……はっ！！すっかり忘れていた…
すみません…

壬氏

俺は別に気にしていない。高順も恐らくな。馬閃は少し何か言ってくるかもしれないが気にしなくて良いからな。

猫猫

いえ…。

猫猫

(…悪い事をしたのにあまり叱られないのは私が気にしてしまう。本当は怒られなくてよかった、だなんて思うのかもしれないが今回ばかりは叱ってくれた方がこちらとしても申し訳なさとかが無かったんだけどな( ˙³˙))

壬氏

では、行くぞ。

猫猫

少し待って下さい…髪を整えますので…

壬氏

そんなのいいだろう。ほら、行くぞ。

壬氏様は猫猫の手を引く

猫猫

や、やめてください。

壬氏

…別にそれで良いだろう
(髪を下ろしている猫猫も可愛いし新鮮だから、もう少し…このままでいてほしい。)

猫猫

はぁ……。早く行きますよ

壬氏

いいのか？

猫猫

まあ寝てしまっていたのは私ですし。

壬氏

…では行こう

壬氏

薬屋を連れてきた。

猫猫

私の疲労が溜まっていたとはいえ呼び出しに遅れてしまい申し訳ございませんでした。

猫猫

(はぁーあ。わざわざこんなことしなきゃなんないのか？)

～猫猫の妄想～

猫猫

…そういえばなぜ壬氏様が私を起こしに来たのですか

壬氏

別に誰だっていいだろう？

猫猫

まあそれはそうですけど。

壬氏

薬屋、馬閃にはしっかりとした謝罪をした方がいいと思うぞ。

猫猫

何故ですか？もちろん謝罪はしますけどしっかりとしたって…

壬氏

あれでもお前よりかは遥かにお偉いさんだからな。

猫猫

そりゃあ私なんか只の女房ですし。

壬氏

まあ慣れた相手ではないだろう？馬閃は元から冷たい性格だからな。

猫猫

はぁ、まあそうさせてもらいますよ。

～猫猫の妄想終わり～

猫猫

……それで、用事とやらはなんでしょうか

猫猫

(どうせ大したことでもないだろう)

馬閃

……お前、ここの医官にならないか？

猫猫

医…官…？

猫猫

な、何故私が？！

馬閃

嫌ならいいが仕事をする度好きな物を持って行っていいと許可が降りたんだ

猫猫

……(言われなくともわかる。許可を降ろしたのは壬氏様だ。)

猫猫

ここの医官になった場合のメリットをいくつか教えてくれませんか

馬閃

まずさっき言った仕事をする度好きなものを貰える、身分の位が上がる、身分の位が上がったことによって身請けの許可が降りる

猫猫

…そうか。医官に位が上がった場合身請けもできるようになる…(ﾎﾞｿｯ)

壬氏

(◜ᴗ◝ )

猫猫

(ゔっ…無言の圧をかけてやがるこいつ…)

高順

( - - `)はぁ…

猫猫

(高順様も居ずらいだろうな、こんな場所)

猫猫

…わかりましたよ。どうせ人手不足とでも言い出すのでしょう？

馬閃

ああ、その通りだ。

壬氏

薬屋、協力してやるのか(◜ᴗ◝ )

猫猫

(うん、私にはわかるぞ、必ず少しはこいつの入れ知恵も混じっているだろう)

猫猫

…では、私はこれで。医官については、
詳しい事の書いてある文か何かを頂けないでしょうか。

壬氏

言われなくてもそうするつもりだ。

猫猫

な、なぜ壬氏様が？

壬氏

それは当然俺が作るからな

猫猫

は、はぁ…？

猫猫

…まあとりあえず休ませていただきます

馬閃

疲労が絶えない中呼び出して悪かったな

猫猫

いえ、私はむしろ遅れてしまったので

猫猫

……では失礼しまs

ガシッ

猫猫

……？！

猫猫

壬氏様、そんなに腕を強く掴まないでください…！

壬氏

今は暗いだろう。一人で帰るなど俺が許さない

高順

壬氏様。

壬氏

…なんだ？

高順

小猫は私が送り届けます。壬氏様もお休みになってください。

壬氏

少しくらいいいだろう？！

高順

壬氏様、ご心配はいりませんので。

壬氏

……もういい。好きにしろ

高順

では小猫行きましょう

猫猫

…はい。

猫猫

(へぇこりゃあ珍しいものが見れたな…。
高順様にもこんな一面があるとは…。)

ガチャッ

壬氏

っ……………………！！！！！！

馬閃も空気を読んだのか部屋をそそくさと出ていった

壬氏

(何だみんなして…。高順のやつ俺の気持ちに気づいてるのにも関わらず…。
いくら高順だとしても…！！)

壬氏様はきのこどころか苔まで生えている。もうそろそろ嫉妬の末期なのだろうか

壬氏

はぁ………………

壬氏様は窓を除き酒瓶を手に取る

壬氏

月………華瑞月……。

ゴクゴク…酒を一気飲みする

壬氏

ぷはぁ……

高順

飲み過ぎには、注意してくださいよ。

壬氏

が、高順いつの間に…！………俺の心配はいらん(-ω-´ )

高順

はぁ……。

高順

(…………やはり困った宦官だ。)

高順も窓の外の景色を眺めている─。

るか

お疲れ様でーす！！

るか

えぇ冒頭で言っていた、報告をします。
しばらくの間、更新をしません！つまり長い休みをもらおうと思います…💦
えーまず理由を言いますね。

猫猫

まず1つ目は物語を考えるのが大変だからなのではないんですか。

るか

そうそう。アニメでは物語がどんどん進んでる中この創作物語では正直今どの部分で進んでいるのか主もわかっていません。…そして、一つ一つの物語を生み出す、それは相当疲れます。更新が遅かったのもそのせいです。

壬氏

そういえば物語をいつも書いているが時間はあるのか？更新が遅かったのもそのせいかと思ったのだが…

るか

壬氏様も中々鋭いね！
時間も惜しいんだ。色々やることがある中、日常に物語制作をする時間を作るのは厳しかったんです。

るか

まだ4話しか出てなくて、皆さんの暖かい応援コメントがあるというのにこのような形になってしまって本当にすみません…！！

るか

あくまでしばらくの間更新しないだけなのでいずれかは必ず戻ってきます！その時まで見てくれている人が居てくれたらいいな…！

猫猫

るかは迷惑かけっぱなしですね

るか

仕方ないじゃーん！！

るか

…ということで〆たいと思います。
暖かいコメントを頂けたら復帰するまで短いかもしれません。いきなり投稿すると思うので通知をONにして待っててくれると主は嬉しいです！

るか

ではありがとうございました！
またいつか会いましょう！今見てくれたあなたが復帰した私の作品をまだ見てくれることを心からお待ちしています！

♡×??????

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