愛媛
結界の様子は?
埼玉
このままずっと壊れる事なく張ってそう
和歌山
なんなら、外の世界との時間に時差が出てる
愛媛
なぬ…
埼玉
外の世界に渡るには、結界をなんとかしなきゃ
和歌山
結界が張る前に時間を戻す…できないか
愛媛
あ、ねぇねぇそこのキミ!
埼玉
…?
和歌山
…?
愛媛
見えているでしょ?
愛媛
画面の前のそこにいるキミの事を言っているんだよ?
愛媛
実はこの世界は「存在したかもしれない世界」なんだよ
愛媛
人間からして…
愛媛
そう、「外の世界」というのは君達の住んでいる世界の事を
指しているんだ
指しているんだ
愛媛
この世界はその「外の世界」から流れてきたある「日記」から
つくられているんだ
つくられているんだ
愛媛
その「日記」というのは「もしも都道府県達が生きていたら」
という話。「都道府県達」、つまり私達のことを指す。
という話。「都道府県達」、つまり私達のことを指す。
愛媛
いつも話が途切れ途切れなのは、その「日記が破れて
しまっているから」。
しまっているから」。
愛媛
その「日記」は元々何冊かあって、その中の1つだけが
流れ着いてきた。
流れ着いてきた。
愛媛
あまりにも破れていたからたったの32ページしかなかった。
愛媛
今回はその33話目。言い換えると、33ページ目。
愛媛
え?それだと「日記」じゃあないって?
愛媛
夢日記だよ。
愛媛
32ページしかないのに、33話目はおかしいでしょ?
愛媛
33話目は、今見ている夢だ。
愛媛
今、そこにいるキミは夢の世界にいる。
愛媛
目が覚める時、この夢(のシリーズ)は終わる。
愛媛
また次会おうね。どこかで。