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星(せい)
僕は、久しぶりに故郷に帰って来た。 何故なら、中学高校の行事のようなものがあるから。
星(せい)
それの行事は、学校裏の喫茶店であり、 学生のたまり場の『すずめ』という所に 20年後集まるというものだ。 そして今日は、ちょうど20年だ。
古い看板にすずめという、文字 何も変わっていない。 中からは、色々な声が響いている。
星(せい)
ガチャッ
喫茶店『すずめ』
矢作(やさく)
夏帆
敬也(けいや)
柚(ゆず)
星(せい)
久しぶりの仲間が居たが、 ほとんどの奴らは帰った様だ…
夏帆
星(せい)
矢作(やさく)
マスター(ちーちゃん)
星(せい)
マスター(ちーちゃん)
マスター(ちーちゃん)
振り向くと、小さな掲示板の所に 学年全員の名前があった みんなそこにチェックを入れている
星(せい)
自分の名前を探していると、1人だけチェックが 入っていない
星(せい)
敬也(けいや)
ひかるは、学年1の美人だ そして元彼女… 学校好きなのに来てないなんて意外だな
柚(ゆず)
マスター(ちーちゃん)
敬也(けいや)
マスター(ちーちゃん)
矢作(やさく)
そして、1時間ほど 思い出を語ったりした。
柚(ゆず)
矢作(やさく)
星(せい)
敬也(けいや)
夏帆
敬也(けいや)
マスター(ちーちゃん)
星(せい)
夏帆
マスター(ちーちゃん)
星(せい)
俺だけ、ちーちゃんに止められた。
マスター(ちーちゃん)
星(せい)
マスター(ちーちゃん)
星(せい)
食器洗いからテーブル拭きまで 手伝った
星(せい)
マスター(ちーちゃん)
ちーちゃんから、1枚の紙を貰った。
マスター(ちーちゃん)
星(せい)
ガラガラッ
ちーちゃんはシャッターを閉めた
星(せい)
星(せい)
それは、今日来なかった ひかるからだった
星へ ちょっと、公園まできて ひかる
星(せい)
2人でよく会ってた公園
星(せい)
公園
星(せい)
もう春ってのにまだ寒さが続いている
星(せい)
公園には散歩であろう人と、俺2人 他の人が居そうもない
すると、散歩であろう人がこっちに気づき 俺に向かって歩いてくる
？？
星(せい)
ひかる
星(せい)
ひかる
彼女は、やけに小さい声で喋る けれど小さい声から、低い男の声っぽいのが聞こえてくる そしてよく見ると化粧をしていない
星(せい)
ひかる
星(せい)
俺は悪いことでも聞いてしまった気がした。
星(せい)
ひかる
ここでは何も話してくれなさそうだから 家で話すことにした。
電車で1時間ほどで家に着いた。
家
ガチャ
ひかる
星(せい)
ひかるは辺りをキョロキョロと まるでミーヤキャットの様に見渡している
星(せい)
パーカーに、スカートと、少し動きづらそうなので 俺のジャージをわたした。
ひかる
星(せい)
と、俺は自分の部屋を指し ひかるはそこへ入って行った
星(せい)
と、インスタントコーヒーを手にした
ガチャ
ひかるが戻ってきた、と、振り返ると
ひかる
星(せい)
出てきたのは、紛れもなく男だった
ひかる
星(せい)
ひかる
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