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俺の記憶を辿った物語。

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俺の記憶を辿った物語。

1 - 第1話 ー 生まれた時から捨てられていた ー

♥

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2024年03月03日

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俺は生まれた時から弱かった

生まれた時から憎まれた

生まれた時から…その時から…

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

こっち来なさい!(グイッ

八良阿須

……。(ついて行き

年齢はたったの6歳の時だった。

学校に行けずにいたから…言葉も話せなかった。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

全く…なんでこんな風に育ったのかしら…

八良阿須

………。

しらないよ…そんな…

八良阿須

…こ、こ…ど、こ、?

八良阿須

かあさ…

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

言ったでしょう?!

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

家を出たら母さんと呼ぶなって!(ベシッ.ᐟ

八良阿須

う”ッ…”。。(ドサッ

八良阿須

ご、めんなさい…

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

貴方は今日から此処に居なさい

八良阿須

……え。

今考えたら、とても悲しかった。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

家に帰ってこないで頂戴。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

もうあそこは…

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

貴方の家じゃないから。

八良阿須

……、、、、、?

言葉がいまいち分からない俺は

ただ彼女が怒鳴っている事しか分からなかった

怒っている…それしか

八良阿須

……はい。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

あら、今日は素直なのね。

八良阿須

…。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

まぁいいわ、

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

ほら、これでも食べなさいよ。

俺が…あの人に最後に与えられた食べ物…

それは…

八良阿須

あ、パン…。

ただのパンではない。

消費期限の過ぎた。

腐ったパンだった。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

ほら、いつものでしょう…?
(微笑

八良阿須

……うん。

八良阿須

これ…何、?

俺が指を刺したのはパンに生えたカビであった

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

……それは、知らないわよ。

八良阿須

…知らない、食べ物、?

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

そうかもね、

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

さ、もうこれ食べたら寝なさい。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

あとは知らないから。

そう言い残して俺の育ての親であったあの人は

…俺を残して家に帰っていったんだ。

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎

数時間経った。

八良阿須

…(モグモグ

俺はそのパンを口にしては

沢山…

たくさん喉に詰まらせたり、

不安に押しつぶされ、 泣きそうになりながら食べた

何日かたったある日 。

白詰草

今日は特に何も無かったわね…

白詰草

別の亜空間に来たのは言いけれど…

すたすたと歩いている彼女の名は

白詰草(クローバー)🍀という 精霊の様な人だった

白詰草

…~??

その日の夕方、 微かに子供の苦しむ声が聞こえたらしい。

白詰草

何この声…

白詰草

(嘘…あそこって廃墟よね、、)

白詰草

…(タッタッタッタッ

八良阿須

ッ~…”…。(グズッ。

八良阿須

う”…ぃた”い…

俺はその時。

数日前に食べたパンによって 嘔吐や腹痛に苦しめられていた。

八良阿須

はぁッ…ハァ…”。

八良阿須

ゴホッ…はぁ…”。

白詰草

だ…誰か居るのですが、?

その時白詰草が俺の居る廃墟を 見に来ていたんだ。

白詰草

え”…な、何…この臭い…。

白詰草

何か腐ったものでもあるのかしら…

それは腐ったパンと吐物の混じった 臭いだったと聞いた。

八良阿須

…い”たい…ッ”…

白詰草

…え。

白詰草

生きてる…子供、?

白詰草は俺を見た途端目を見開いた。

腹を抱えてて、顔色も悪くて、口から吐物が出ている状態だった。

白詰草

だ、大丈夫ですかっ?!

八良阿須

…ん”…え、、?

八良阿須

だ……誰ッ…”?。

白詰草

そんなことは後です!

白詰草

こんな子供一人で…

白詰草

取り敢えず私の家に来てください!

八良阿須

…”、(コクッ

白詰草は、そのまま俺を家まで連れて帰った。

俺の記憶を辿った物語。

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あの女○す()

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