テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
若井と藤澤はしばらく泣いて 少し落ち着いたようだ
若井
若井
藤澤
大森
若井
若井
藤澤
若井
若井
大森
大森
若井
大森
若井
藤澤
大森
若井
藤澤
大森
大森
藤澤
藤澤がわざとらしく笑顔を作って スマホを2人に向ける 時刻は3時を過ぎている
藤澤
藤澤
藤澤
藤澤が覚えたての恋人繋ぎで 若井の手と大森の手を握った
若井
若井
大森
藤澤の優しさと暖かい手が 大森の心を締め付ける 視界が涙で一杯になって歩きずらい
静かに泣いている大森に 藤澤が振り返って言う
藤澤
藤澤
大森
大森
若井
若井
藤澤
藤澤が突然走り出す 手を繋いでるので大森と若井も 引っ張られる
大森
若井
若井
若井
若井がスピードを早める
大森
大森
藤澤
大森
3人は手を繋いだまま 息が切れるまで走った
大森
藤澤
若井
大森は前かがみになりながら 息を整える
藤澤
藤澤
大森
大森
大森
藤澤
藤澤
藤澤
若井
藤澤
大森
大森
若井が息を切らしながら Go○gleマップを開く
若井
大森
若井
大森が若井のスマホ覗き込む マップでは駐車場まで 徒歩12分と出ている
大森
若井
大森
大森
藤澤
藤澤
大森
藤澤
若井
若井が自販機を指さす 少し遠めだが確かに喉が渇いた
大森
藤澤
若井
若井
藤澤
大森
大森
藤澤
若井
藤澤
大森
大森
大森
若井
若井
藤澤
若井
大森
若井
若井
大森
藤澤
そんな話をしていると すぐに自販機にたどりつく
懐かしいような珍しいような 商品が並んでいる
若井
若井が1つの商品を指さす オレンジ味の飲料で 中に果肉が入っている
大森
大森もすぐに思い出した 中学の頃、学校近くの自販機に 同じものが売っていた
若井
大森
若井
若井
大森
大森
大森
藤澤
藤澤が少しだけ 寂しそうにしてるのを 大森は何となく感じ取った
大森
大森
若井
若井
藤澤
藤澤が少し恥ずかしそうに微笑む
若井がオレンジ味の飲料を買う 自販機から取り出して タブをおこして開けた
若井
若井
藤澤
藤澤
大森
大森
藤澤は若井から缶を受け取って ごくりと1口飲む
藤澤
藤澤
藤澤
藤澤
若井
藤澤が若井に缶を渡す 若井も思い出の味を1口飲む
若井
若井
若井
若井が渡す前に大森は缶を 奪うように持っていく
若井
大森
大森
若井はしみじみとしながら 大森を見つめた
あの頃、実は大森と関節的に キスができるのが嬉しくて お金が無いふりをしていた事
ずっと言わずに 墓場に持ってこうと思う
大森
若井
若井
大森
大森
残りも3人で回して飲み切る
大森
藤澤
若井
そんな話をしながら自然と手を繋ぐ さらに暑く感じるが 誰も気にしなかった
3人はやっと駐車場に到着する なんだかんだ15分くらい歩いた
若井だけが車に入って エンジンをかけて エアコンを作動させる
案の定、車内は一瞬たりとも 居られないほどの蒸し暑さだ 若井もすぐ車外に退避した
若井
若井
大森
藤澤
2人とも5分も待てない様子で うなだれる
大森
大森が耐えられず車に入ろうとする
若井
若井
大森
藤澤
藤澤
大森
若井
大森
大森
3人はそれから2分程待ったが 大森が耐えられず車に入った
大森
大森
若井
藤澤
結果、2人もつられるように 車に避難する
若井
若井
藤澤
大森
大森
若井
若井
若井
若井は車を発進させて 旅館へ向かった
後部座席では涼しくて ご機嫌なふたりが歌っている
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
大森
若井
大森
藤澤
藤澤
大森
旅館に向かうまで車内は 笑い声が途絶えなかった
若井は密かにほっとしながら 運転を続けた