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地元の駅前は、記憶より少しだけ狭く感じた。 結城は改札を抜け、立ち止まってスマホをしまう。
yuki
reo
低く、落ち着いた声。 振り向く前から分かる声だった。
yuki
玲央。 幼馴染みで、昔から無口で、昔から、結城の隣にいた男。
次の瞬間、反対側から勢いよく肩を組まれる。
yuma
明るくて距離が近い声。 悠真。
yuki
yuma
笑いながら体重を預けてくる。
結城は苦笑いする。 この並びも、この距離も、昔と同じーーはずだった。
けれど。
玲央の手は、結城の腕を掴んだまま離れない。
yuki
reo
短く言って、歩き出す。
yuma
reo
yuma
軽口を叩きながらも、悠真は結城の肩から腕を外さない。
三人で歩く帰り道。 何度も通った道。
yuma
yuki
yuma
さらっと言われて、結城は少しだけ戸惑う。
yuki
yuma
笑い声の横で、玲央がぽつりと呟いた。
reo
yuki
聞き返したときには、玲央はもう前を向いていた。
沈黙。 その空気を破るように、悠真が結城の方へ顔を寄せる。
yuma
yuki
yuma
yuki
その瞬間、 玲央の指が、わずかに強く結城の腕に食い込んだ。
yuki
reo
結城は気がづいていない。 自分が真ん中にいることが、 2人にとって“譲れない位置”になっていることを。
主
主
yuki
reo
yuma
主
主