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3 - 𝔻𝕠 𝕟𝕠𝕥 𝕔𝕣𝕪

♥

300

2021年01月23日

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“別の人の彼氏になったよ”

“あなたとは違う別の人を好きになったんだ 僕は今とても幸せ”

“今までありがとう”

ちょうど1ヶ月前 3年間僕のことを愛してくれていた ジョングガと別れた

理由(わけ)は互いのすれ違い

多分お互いに我慢ができなかったんだろう

僕も幸せだった だけどこれから先のことを考えると こわくて自分から逃げ出してしまった

“そうですか”

多分これでジョングガとの会話は 最後になったんだろうな

でもねジョングガ

助けて欲しい事があるんだ

今の彼氏はジョングガみたいに 優しくないんだ

今彼

ご飯はまだなの?

🐻

あ…ごめん今から

🐻

今日帰りが遅くなっちゃって

今彼

そうか…早くしてね

🐻

うん…ごめんね

帰ってきた彼に気づかなかった カバンとコートを渡された時 手を握られご飯を作っていないと言えば ギュッと痛いほど握りしめられた

今彼

テヒョア?ご飯できた?

🐻

うん、あと少しだよ

今彼

手伝うよ

🐻

あ、いいよ…もう終わるから

今彼

そう

彼のことはほんとに好き でも、怖いんだ

今彼

いつもありがとう

🐻

うん

🐻

食べよっか

今彼

そうだな

“いただきます”

今彼

…なにこれ

🐻

…へ?

今彼

なんでこんなまずいの

今彼

俺さ、仕事から帰ってきて
ご飯楽しみにしてたのに

今彼

こんな不味いの食えるわけ
ないだろ?

🐻

…ご、ごめんなさい

自分の手がだんだん震え出す

彼が椅子から立ち上がった瞬間 バンッと机をたたきつけた

その衝撃でコップに入った水や味噌汁が こぼれてしまう

ジョングガは不味いご飯作っても 美味しいって食べてくれてたのに

そんな事を考えていると 頬にバチンっと痛みが走った

🐻

ッイ…

今彼

明日はちゃんと早めに
ご飯を作ってね?

頬を叩いたと思えば 撫でられて笑顔でそう言ってくる

今彼

ごめんね…テヒョア

今彼

こんなことしないって
言ったのに

今彼

仕事でイライラしてて

🐻

…大、丈夫

今彼

お風呂入ってくるね…

こわい

いつ殺されるかも分からない環境に 僕は今いるんだ

🐻

ジョングガ…会いたいよ

泣きながらそう呟いた

シャワーを浴びている 彼には聞こえてないだろう…

🐻

え…なにこれ

朝目を覚ましリビングへ行くと 彼が起きていた

そしてテーブルにのっている 僕の携帯は壊れていた

今彼

俺がいない時誰と連絡してた?

🐻

……

今彼

ねぇ?誰と連絡してたのって

トークを消すのを忘れていた

ジョングガとのやりとりを 見たのだろうか

今彼

おい!聞いてんのか!

そう言って彼は 僕の髪を掴み何度も強く揺さぶってくる

痛みに耐えられずそのまま倒れると 彼は寝室まで僕のことを引っ張る

🐻

は、はなして…!ィタィ

今彼

あ!?なんだよ!
くちごたえすんのかよ!

今彼

お前は俺の事愛してないんだろ!

🐻

そ、そんな事ない!

今彼

ほら!早く起きろよ!

今彼

たてよ!

彼が拳を振り下ろす 今日もついてないな

目を開けると彼はもういなかった

気絶してしまったのだろうか

殴られた時に 血がてできたのだろうか… 地面は血だらけだった

🐻

ここから出なきゃ

早く逃げなきゃ

そう思って咄嗟に家からでた

最低限のものをもちマスクをして なんとか痣を隠す

たどり着いた所は何故かジョングガの 家だった

引っ越してるかな

でも1ヶ月しか経ってないんだ

お願い…助けてジョングガ

ピンポーン

少し待ってもジョングガが でてくることはなかった

また傷が痛み出してその場で うずくまってしまう

家に帰ってまた彼に殴られるより 寒さで死ぬほうがいいな…

そう思ってそのまま目を閉じた

あれ…僕まだ生きてる

寒すぎて体が動いてくれない

腕時計を見ると20時をさしていた

彼はもう帰ってきてる

今家に帰ったらまた朝みたいになるだろう

ジョングガはもう居ないのかな…

🐻

ゥゥ…グスン

🐻

会い、たい…

🐰

…テヒョ、ア?

声のする方を見てみると ずっと会いたかった彼がいた

🐻

ジョングガ…ゥゥ

🐻

会いたか…った

🐰

どうしてここに?

🐰

いつからいたの!

🐰

え、と、とりあえず中入って

質問攻めされながらも 1ヶ月ぶりにジョングガの家に入る

🐰

今暖房付けるから

🐰

お風呂も入って…

🐰

服は俺のかすけど

🐻

…グスン

ジョングガの優しさにまた涙が出てくる

🐰

なんで泣いてるの…?

そういうと僕に近づいてきて 大きな手で顔を包んでくれた

🐰

テヒョ…アこれ

🐻

…グスン

傷を見ながら優しくマスクを取られる

大きな痣を優しく撫でてきてくる

僕はジョングガから離れられないんだな

🐰

どうしたの…これ

🐻

……

🐰

言いたくない?

コクコクと頷くと

🐰

今の彼氏にやられてるの…?

🐻

……なんでも、ない

🐰

じゃなんで俺の所きたの

🐻

……そ、れは

🐰

…会いたかった

🐰

テヒョアにはもう新しい
人できたって知って悲しかった

🐻

……ジョングガ、たすけ、て

🐰

テヒョアにこんな事してる人
俺は許せないよ

🐰

手当するから

🐰

ちょっとまってて

🐻

うん

ジョングガの家は前と あまり変わっていなかった

黒で統一されたリビング

小さな植物たち

それと、僕と2人で撮った写真

🐰

傷見せて…

🐰

薬塗るからちょっと
我慢してね

🐻

…ッ

🐰

痛い…?

心配させたくないと首を横に振ると またその傷を撫ででくれた

🐰

我慢しないで…

🐰

それと今日は帰らないで

🐻

…むりだよ

🐻

そんなことしたら‐

🐰

あなたがいなくなりそうで
怖いんだ…!

🐻

…!!

🐰

今帰ったら殺されるん
じゃないか…って

🐰

あなたが死ぬ事が俺は
1番怖いんだ…

🐰

だからお願い…

🐻

わ、わかった…

🐻

お前の言うとうりする…

🐰

…よかった

僕も怖いよ…彼のことが

🐰

服…ぬげる?

🐰

お腹もやられてるでしょ…

🐻

まってて…

痛みに耐えながらも服を脱ぐと 内出血状態で赤くなってるところや 紫に変色した部分もあった

🐰

何回も殴られてたでしょ

🐰

なんで薬を塗ったりしな
かったの…

🐻

…死んだ方が楽でしょ

🐰

そんな事言わないで

お互い泣きそうになりながらも 話を続ける

恋人に戻った気分だった

🐰

テヒョア…

🐰

もう家には帰らないで

🐰

ここに居よう

🐻

むりだよ…あの人は
僕を見つけるまで…いや
別れるまでは離れてくれない

🐻

僕のことを何とかして
見つけ出すと思う…

🐻

ジョングガを巻き込みたくない

🐻

それにまだ恋人同士なんだ

🐰

そんなこと関係ないでしょ

🐰

恋人なら殴ったりなんか
しないでしょ

🐰

俺の言うこと聞いて

🐰

だから…泣かないで

そう言われて顔を上げると ジョングガもまた涙を浮かべた

🐰

俺が守るから…

泣かないでなんて言うなよ… お前だって泣いてるくせに

🐰

守らせて下さい…

お久しぶりです!

書くの久々すぎて内容が ごちゃごちゃですが

読んでくださりありがとうございます

続きはすぐにでも書くつもりです

1週間後にタグをはずすつもりです

いいね、コメントよろしくニダ💁‍♀️💁‍♀️

この作品はいかがでしたか?

300

コメント

3

ユーザー

最高すぎますぅ! 続きまってまぁーーす!

ユーザー

最高すぎるんだが🤦‍♀️ 続き待ってるぜぇぇぇぇ!

ユーザー

わぁっめっちゃ続き見たいんですけど笑笑 続きお願いします‼︎

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