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リクエスト集

4 - 𝙳𝚘 𝚗𝚘𝚝 𝚌𝚛𝚢

♥

251

2021年01月24日

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朝目覚めると 昔のようにジョングガが 隣で寝ていた

“守らせてください”

その言葉を聞いてまた泣いて 僕はまたここに住むことにした

でも仕事は今彼に辞めさせられ お金なんて一銭もない

募集しているバイトを見つけなきゃ

🐰

ンっ…テヒョア?

🐰

起きてたの

🐻

うん、昨日はありがと

🐰

そんな好きな人を守る
のは普通だよ

🐻

へ?

🐰

…い、いえ。ご飯食べましょ

🐻

あ、僕がつくるよ

🐻

不味いかもしれないけど

🐰

あなたの作るものは
なんでも美味しいじゃん

🐻

んー…そうなのかな?笑

🐰

🐻

なに?

🐰

久々に笑ったところみたな

🐰

俺今日の仕事頑張れます

🐻

毎日頑張ってください笑

ジョングガがいるとこんなにも 幸せだったんだな…

毎日暖かくてキラキラした目で 僕のことを見ていてくれる

喧嘩も沢山あったけれど すぐに仲良くなって…暴力なんかで 解決しないで

なんであんな不幸な生活を送るように なっちゃったんだろう

🐰

あ、朝から聞くのもあれだけど

🐰

彼氏に今までどんなことされ
てきたか話せる?

🐻

…うん

出会ったのは会社での同窓会だった ジョングガと付き合ってたから行かない事 が多かったのだけれど別れてからは 参加するようになっていた

その時に僕は今彼のジウとであった

向こうから沢山話しかけられて ご飯も何度も行くようになって

ジウに告白された

僕もジウの事が好きだったと思う でもジョングガとの思い出を忘れたい 気持ちも少しはあったから付き合った

でも付き合って1週間程のこと

ジウはものすごく独占欲が強い

〜〜〜〜〜〜〜

🐻

明日夜遅くなるね

ジウ

なにかあるの?

🐻

会社の先輩と飲みに行って
来ようと思って!いいかな?

ジウ

…だめだよ

🐻

え?

ジウ

そんな…テヒョアを
誘ってる人なんて

ジウ

なんでテヒョアはそんなに
無防備なんだよ

その時の彼は手にマグカップを 持っていた。力強く

ものすごく怒ってるんだと確信した

🐻

あ、そんな怒らないで

ジウ

お酒はあまり飲まないで

🐻

早く帰ってくるよう
にするから

🐻

わ、わかった

付き合いたての頃はこんなこと 言わなかったのに

〜〜〜〜〜〜〜

🐻

あの時はまだマシな方
だったんだよね

🐻

でもそれからが大変
だったんだ

正直まだジョングガへの未練は しっかりと消えていなかった

ジョングガと付き合ってた頃の写真を 僕は机の小さな棚に閉まっていた

夜、彼がお風呂に入ってる間 ジョングガと一緒に撮った雪が沢山 降った日の写真

凄く幸せだった頃

それを見た後僕は眠りにつくんだ

それで朝起きた時

〜〜〜〜〜〜〜〜

ジウ

テヒョア…

🐻

…ッん…あれ

🐻

ジウ今日はお仕事早いの?

目が覚めると彼が僕のことを 見つめていた

その瞳には光などなく 凄く寒気がする瞳だった

ジウ

ねぇ…これは何

それを見た瞬間目が覚めた

ジョングガとの思い出の写真を 全部棚から取り出していた

ジウ

俺と付き合ってるのに…
この男は誰

🐻

あ、それは…友達

ジウ

…それにしては幸せそうに
この人と沢山撮ってるんだな

🐻

親友だから…

🐻

それよりジウ…返してよ

するとジウはベットからでて 寝室の鍵を閉めた

そしてアルバムの中の 1枚一枚の写真を取り出して 破りはじめたんだ

🐻

ジウ!なにしてるの!
やめてよ!

ジウ

お前は俺がいるのに
こんな奴と…!

ジウ

許さない

🐻

お願い!やめて!

ジウ

じゃ、テヒョア

ジウ

俺の言うこと聞いてくれる?

そう言って僕の1番のお気に入りの 写真を手に取った

🐻

お願い…言うこと聞くから

🐻

なんでも…グスンするから

ジウ

フフッ…いいこだね

そう言うとアルバムを投げ捨てて ベットの上にのり頭を撫でられる

ジウ

じゃ…今日仕事を辞めてきて

🐻

…へ、そんな

ジウ

何でもするんだろう

ジウ

仕事を辞めればお前は
この家にずっと入れる

🐻

そんな…ジウだけにお金
を出させることになる

ジウ

何言ってるの…大丈夫だよ

ジウ

それと携帯は1日3回
おれに見せて?

ジウ

他の男とやりとりされても
困るから

ジウ

買い物は週に1回だけね

最悪だった

大好きな仕事を辞めさせられて 束縛状態だった

〜〜〜〜〜〜〜〜

🐻

それから彼に殴られたり
するようになって

🐻

昨日は運が悪くジョングガとの
やり取りを見られて

🐻

内容も見ないで浮気してるだろ
って変なことも言われて

🐻

携帯壊されてたんだ…笑笑

🐻

今日はいつも以上に殴られて

🐰

いつも以上って殴られてる
時点で危ないよ

🐻

ヘヘッ…僕いつの間にか気絶してて
起きたら床は血だらけで。

🐻

びっくりしちゃった

🐰

なんでそんな余裕な感じで
話すんだよ

🐻

まぁ、ジョングガが
引っ越してなくてよかった

🐻

助けてくれてありがとう…

🐰

当たり前だよ…

🐰

それより今日携帯買いに行こう

🐰

携帯ないと俺も心配
あいつテヒョアの事場所とか
知ってるかもしれないし

🐻

そんな…悪いよ

🐻

僕は大丈夫だから

🐰

いや…でも

🐰

携帯ぐらいはもってて

🐻

でも自分で買うから

🐰

お金はあるの?

🐰

仕事辞めちゃったんだし

🐻

そうだ…仕事見つけよう

🐰

あ、それだったら俺の
知り合いの所でバイトはどう?

🐻

え?

🐰

すごくオシャレなカフェなので
店長もいい人だから

🐻

うわぁ…嬉しいな

🐰

連絡しとくね

🐻

何から何までありがとう

🐰

そんな事ないよ

🐰

…あ

🐰

俺そろそろ行きますね
家には余りでないように

🐰

あ、後早めに帰ってくるので
それと…

🐻

ドアも開けないようにするから
早く頑張ってきな

🐰

はい…笑笑

🐰

じゃ、いってきます

🐻

行ってらっしゃい

ジョングガはまだあそこで仕事 してるんだろうな

僕の会社とライバルだったからな

…また沢山働けるようになりたい

ジウのいうことなんて聞くべき じゃなかったな

🐻

今さら後悔しても遅いか…

ジョングガが帰ってくるまで 洗濯物と…あと部屋の片付けしとこうかな

僕にできることはこれぐらいしかないし

洗濯物を終わらせジョングガの 寝室へと入る

今頃だけどやっぱりなにも 変わってない

2人で買ったベット

大きすぎなくて2人で寝るのに ちょうど良かったんだよな

机の上には 僕の写真…

まだ飾っててくれたんだな

🐻

あ…これって

2人の初めてのデートで お揃いで買ったブレスレット

あ…そうか

🐻

あの時に…僕

“ジョングガなんて知らない“

“あぁそうか“

“俺ももうあんたの事なんかどうでも いいですよ”

“そう…やっぱ僕たち付き合うべき じゃなかったんだよ”

“今まで迷惑かけてきたよね”

“じゃもう俺ら別れましょう”

僕が約束を破っちゃって なのにそれに対してぼくはジョングガに 怒っちゃって…それで

ジョングガから僕…振られてたんだ

なに今更悲しんでんだろう

僕はここにいていいのかな

別れようって言われて家を飛び出して それで1ヶ月後にぼくはジウと 出来ちゃって

🐻

僕…最低だなグスン

目覚まし時計を見ると 午後5時半頃になっていた

早く帰ってくるって言ってたからな ご飯もう作っとこうかな

あ…冷蔵庫結構スカスカ

あまり材料が入ってないな…

🐻

えっと…ご飯とお味噌汁と

あ…賞味期限ギリギリのミンチ

🐻

ハンバーグ作っちゃおう

ジウになんとなく育てられたからな

料理不味いって言われては 本を買って上手になったねって 言われてたな

でも最近じゃ殴られてて 腕とかに力が入らなくて手を抜いていた

久しぶりにジョングガに料理を作るから 上手になったねって褒められたい

🐻

よし!後は焼くだけ…

ガチャ

🐰

ただいま〜

🐰

あれ…いい匂い

🐻

ヘヘッ…おかえり

コートを着たままキッチンへと 来るジョングガを止める

🐰

なんで、みせてよ

🐻

だめ…笑

🐰

ぅ…ケチ

🐻

そんなこと言ってたら
もう上げないよー

🐰

やだ…

🐻

じゃ先にお風呂入っちゃって

🐻

もう少しかかるから

🐰

はーい

このやり取り前にもあったな…

🐰

うわぁっ!美味しい…

🐻

ほんと?!よかった

🐰

すごい…めっちゃ上手い

🐻

ジョングガってあんまり
料理してなさそうだし

🐻

冷蔵庫スッカラカンだったし

🐰

あ〜…外で食べたり
コンビニで買ったりだったな

🐰

久しぶりの手料理だ

🐻

そんなに喜んでくれて
嬉しいよ

🐰

ハンバーグ焦げないように
なりましたな

🐻

ちょっ!うるさいな

🐰

まぁそれが俺にとっては
美味しかったんだけどね

🐻

焦げたハンバーグをね
ウジに出したらね

🐻

こんなの食べれるかって
怒鳴られたことあるんだ

🐰

好きな人が作るから美味しいのに
テヒョアそいつ殺してもi(((

🐻

こらっ!相変わらず
口が悪いんだから

🐰

だって!

🐻

ブッ…ハハッ

🐰

フフッ…ハハハッ

🐰

なんかこうしてると
同棲してた時思い出すね

🐻

僕も思ってた笑

“じゃもう俺ら別れましょ”

🐰

…テヒョア?どうしたの

🐻

…あ、ううん

🐻

なんでもないよ…

🐰

あ、今日映画借りてきたから
一緒に見ない?

🐻

みる!お風呂すぐ入ってから
お菓子用意して‐

🐰

そう言うと思っていろいろ
買ってきといた

🐻

…ありがとう

僕はジョングガにまた捨てられる のだろうか

ジョングガに出ていけっていつか 言われそうで怖い

ジョングガに見捨てられる事が 僕がいちばん怖いものなのか

冷たいシャワーを頭から浴び 傷が少し痛む

それに耐えながらも体を洗って リビングへ向かう

🐰

この映画なんだけど

🐰

覚えてる?

🐻

あ…それ覚えてる

🐻

二人で眠っちゃって結局
最後どうなったかわからなく
なったやつ笑笑

🐰

そーそー

🐻

今日こそ最後まで見なきゃだ

🐰

そーだね…フフッ

🐻

よし!準備できた!

🐰

みよっか

2人で大きなソファにいつの間にか 肩を寄せ合っていた

なんでだろ…やっぱり安心するな

あぁ…眠たくなってきちゃった

🐻

…ン

🐰

え…テヒョア?

🐰

もう寝ちゃったの

🐻

…ジョングガ

🐰

ん?

🐻

…グガ

“僕を捨てないで“

🐰

ッ…

🐰

捨てたりなんか…しないよ

“俺らもう別れましょ“

🐰

…まだ謝れてなかったな

🐰

テヒョア…________

ジョングガはテヒョンの頬に 優しいキスをおとした

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かみぃ…

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