気まぐれsxxn短編集

ワンクッション

⚠️注意⚠️ CP黄桃 skfn様の二次創作です 本人様と関係は一切ありません この物語はBL要素が入ります 地雷の方や、BLやnmnmなどが分からない人は今すぐこの小説を閉じましょう

俺は面倒臭いらしい

「愛が重い」この理由で俺は元カレに捨てられた

もちろんそんなこと好きな人に言われて、嬉しくないわけないでしょ？

でも、思ったんだ

だって、そう思っちゃったんだもん

俺は「笑ってなくても可愛いよ」とか言ってくれると思ってた

でもね、違ったんだ

重い？メンヘラ？

顔"は"可愛いって何…？

そういって俺を置いて、こっちを見ずに別れを告げてどっか行った

俺は目に涙が溜まってよく見えていなかったから、どこに行ったかはぼんやりとしか分からなかった

追いかけるより、ショックという気持ちが勝ってしまった

きっと、最初から…

すごいショックだった

だって、俺は本気で愛してたから

振られても、俺は誰かに愛されたかった

だから、今度は重いって言われないように頑張った

そしたらね？愛してくれる人が出来たんだ

"みこと"って人

俺が笑った後、みことは元カレと似たことを言った

嬉しかったよ、可愛いって言って貰えて

でも、素直に喜べなかった

また同じこと思っちゃったから

でも、このまま本当の俺を受け入れられずに過ごすの？

どんなに愛が重くたって、俺は俺なのに…っ

思い切って言ってみることにしたんだ

俺は本当の俺で愛されたかったから

初めてだった

面倒臭いなんて、みことは言わなかった

重いなんて言わなかった

みことはこんな俺を受け入れてくれた

こんなに素敵な人、この人以外どこにいると言うんだろう

まぁ、こういう所が重いんだろうけど…

愛してねっ？♡

『愛が重い俺でも』