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麻野
相馬
大輝
麻野
番長…というとあの学校とかで威張っている不良のことだろうか
鬼
相馬
相馬は相手のナイフを華麗に避けて攻撃するタイミングを伺っているように見える
大輝
麻野
大輝
麻野
麻野
相馬
大輝
鬼
相馬
相馬は相手の腕の関節を殴ってナイフの軌道をずらす
相馬
すぐさま体制を変えて回し蹴りを入れる
鬼
鬼
相馬
麻野
相馬
大輝
麻野
しずく
俺はしずくと大輝に連れられてその場を去った
相馬
麻野
俺は大輝達をさっきの場所へ案内した
急いで向かっているが正直自分がどれくらいの速さで走っているかも分からない
高橋…
相馬…
無事でいてくれ…
森
喜久山
麻野
考え事しすぎたな…
森
麻野
森
森
大輝
しずく
森
喜久山
大輝
大輝
森
喜久山
大輝
麻野
麻野
大輝
しずく
大輝
考えるのも面倒くさかったんだ
とにかく高橋が無事か
考えても現状が変わらないなら
行動するしかない
麻野
大輝
大輝は息がきれているのだろうか
呼吸が乱れているように聞こえる
麻野
麻野
大輝
大輝
しずく
しずく
相馬
鬼
鬼
鬼
相馬
埒が明かなねぇな……
このまま殺し合いを続けても俺の方が体力の消耗が大きい…!
いずれ俺が……
相馬
鬼
俺は右ストレートをかました
右手に全力の力を入れる
今なら握力測定機を壊せる気がした
相馬
鬼は怯んで壁にぶつかった
だが俺の拳も……
相馬
もう右手が動く気がしない
皮は剥がれて痣が無数に出来ている
相馬
鬼
鬼
相馬
鬼が速度を増した
鬼
鬼は一瞬で近づいてきた
だがそれは……甘い突進だ!
相馬
俺はリーチを生かした蹴りで相手の上半身を蹴ろうとする
体操で鍛えた体感…!
やってやる!
鬼
鬼はかがみながら1歩大きく踏み出した
相馬
まずいかわされた
下半身を狙うべきだった
鬼
鬼はナイフをアッパーカットのように繰り出した
当たる…
相馬
鬼
なんとか身を引いてかわした
相馬
鬼
相馬
相馬
鬼
相馬
さっきまで恐れて叫んで、どーしようもない弱虫かと思っていたが
様子がおかしい
鬼
鬼
相馬
相馬
気づかなかった……
くっそ……!!
相馬
鬼
相馬
拳もぼろぼろで
体力も限界が近い
鬼はまだまだ動ける
そして
相馬
片方の太ももにナイフが刺さっている
まだ行けるか…?
相馬
相馬
鬼
麻野
麻野
大輝
しずく
森
喜久山
麻野
大輝
麻野
しずく
大輝
大輝
大輝
麻野
麻野
麻野
麻野
麻野
麻野
しずく
しずく
大輝
森
雨が降っていて音が聞こえにくいというのは良くあることだ
だが雨は降っていなかった
なのに音が聞こえずらかった
麻野
俺は涙が出ていることに気づかなかった
大輝
大輝は俯いて言葉を吐いた
彼は拳を握っていた
涙が1粒、2粒落ちている
しずく
しずく
笹宮は泣き崩れている
俺はその場を動けなかった
見たくないのに目が離れなかった
高橋の 半開きでハイライトが入っていない目と
力を失って地面に投げ出された手足
血が乾いた頭の傷
刻まれた心臓
見るだけで悲しさが込み上げてくる
なのに……目が離せなかった
大輝
大輝
大輝
麻野
俺は目を全力で瞑った
息を吸う
麻野
麻野
声も体も震えている
だせーな、俺
しずく
大輝
大輝
大輝君の目は涙をまだ含んでいた
森
喜久山
喜久山は高橋を木陰に運んだ
すぐに通った道が赤くなった
麻野
俺は見届けた
これから辛いとこを乗り越えるために
これは通過点だ
高橋のためにも俺は
麻野
涙は乾いていた
体が震えているが
歩こう