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主
こんにちは主です
主
今回は大橋くん、関西弁を使わないことが多いです。
主
なので、関西弁の大橋くんがいい方はここから先を読むのを控えた方がいいと思います。
主
あと、本人とは性格が違う所が多いです。ご了承ください。
主
それではどうぞ！
瑞希
私の名前は結城 瑞希。
瑞希
良く色んな人から名前がややこしいと言われる
瑞希
普通の女子だ
瑞希
今は恋なんてしてない。全然そんな気にならないから。
瑞希
まだ全然早いと思うし。
凛
みーずき
瑞希
あ、凛。おはよ
凛
おはよ〜。てか、きーてよ。彼氏がさ〜
瑞希
はいはい。またその話？
凛
またって…そっか。ごめんね
瑞希
うそうそ笑。思ってないよ。
瑞希
それで？今度はどうしたの？
凛
…聞いてくれるの？
瑞希
え？当たり前じゃん。
瑞希
友達の恋の相談聞かないとかどういう神経？って感じでしょ？笑
凛
…みずきぃ！
瑞希
ふふっ
瑞希
それで、今度は彼氏何か言ってたの？
凛
それがね…
キャー！！！！
瑞希
(はぁ、朝から元気だなぁ。)
凛
あ、大橋和也くんじゃん
瑞希
大橋くんか…
凛
え？なになに？もしかして、瑞希。和也くんの事気になってるの？
瑞希
まさか笑
朝から賑やかいなぁって思ってただけ笑
朝から賑やかいなぁって思ってただけ笑
凛
なーんだ。
和也
…ちょっとどいてくれない？
取り巻きの女子達がどく
凛
あーあ。和也くん。女子にもフレンドリーだったら彼氏候補にいたのになぁ。
瑞希
彼氏もういるじゃん笑
凛
そうだけどさ〜。なんか推しを見る感覚っていうの？そんな感じ
瑞希
ふーん。わかんないけど
お昼の時間
瑞希
(この時間、落ち着くなぁ。)
ｶﾞﾁｬ
瑞希
(だ、誰…？)
和也
…あれ？結城さん？
瑞希
…お、大橋くん。
瑞希
な、なんでここに…？
和也
…あー。女子達が色々と追っかけてきて大変だったから逃げてきて…
和也
てか、結城さんこそ、いつも一緒にいる七瀬さんは？
瑞希
あ、凛は彼氏がいて、私邪魔になっちゃうと思うので、ここで1人で食べてるんです。
瑞希
というか、大橋くんここで食べますよね？なら、私ここ退きますね！
和也
え？全然大丈夫だよ？ここにいなよ
瑞希
いや、でも大橋くん。女子嫌いって…
和也
女子嫌い…ね。
和也
なんか俺さ、結城さんなら大丈夫みたい
瑞希
…え、？
和也
…全然嫌だと思わないし。
和也
むしろ、落ち着くって言うか…笑
瑞希
(え？なになに。今大橋くん私なら大丈夫って言った？聞き間違い？)
和也
だからさ、また一緒に食べない？
瑞希
え、？え、？
和也
ははっ！動揺しすぎ笑
瑞希
(あの、大橋くんが笑ってる…！！)
和也
あ、もちろん。無理なら全然いいんだけど。あ、そうだ！LINE交換しない？
瑞希
え、？
和也
あ、そうそう。良く俺を囲んでくれる女子達に言わないでね。ややこしくなっちゃうし、結城さんの大切な居場所も無くなっちゃうから。
瑞希
…すいません。私は全然無くなってもいいです。
和也
え？
瑞希
あの大橋くんが、私に対して大丈夫とは絶対言わない気がします。
瑞希
なので、何かの罠かなにかではないかと。
和也
…ははっ。結城さん面白いね笑
和也
((ｺｿｯ)) やっぱり欲しくなっちゃうな笑
瑞希
え？何か言いました？
和也
ううん。笑
和也
まあでも、俺もここ気に入っちゃったし、結城さんも気に入っちゃったからしばらく一緒だね！よろしく！
瑞希
(この人はもしかして、関わったら大変な人っぽいよね…？)
教室にて
瑞希
凛〜！！泣
凛
おぉ、どうしたどうした。
今の話をする
凛
えっ？！あの大橋くんとお近づきになれた？！
瑞希
しー！！声が大きいよ！
凛
あ…ごめんごめん。
凛
でも凄いじゃん！あの女嫌いの大橋くんがだよ？！
瑞希
うん…そうなんだけど…
凛
何かまだ不安あるの？
瑞希
…まず大前提として、大橋くんがなんで私なら大丈夫って思ったのかな〜って。
凛
あー確かに
凛
瑞希、大橋くんとは1回も関わったことないよね。
瑞希
うん。そうなの。
凛
なるほどねぇ。
凛
私が行ってもいいけど、もしかしたら瑞希にしか心開いてないのかもしれないから容易に近づけないんだよね…
瑞希
…うーん。あ！やばいっ！
凛
ん？どうしたの？
瑞希
委員会があるんだった！！
凛
やばいじゃん！早く行きな！！
瑞希
うん！ごめんね！凛！
凛
いーよ！また聞くね！
瑞希
ありがとう！
放課後
瑞希
言っても、そこまでやることないんだけどね…笑
瑞希
てか、もう1人の人来ないなぁ…
瑞希
サボりかな…？
和也
すいません！遅れました…って結城さんじゃん
瑞希
え、？大橋くん…？
瑞希
もしかして、同じだったんですか？！
和也
そうみたいだね…
和也
よかった。相手が結城さんで。
ﾄﾞｷｯ
瑞希
(ん？これは…何の感情…？)
和也
それじゃ！やろっか！！
瑞希
あ、はい！
そして2人でこなしていく。
瑞希
あれ？木下先輩よく怪我しますね笑。
…あ！なるほど！今大会なんですね！
…あ！なるほど！今大会なんですね！
瑞希
も〜また？青木くん！すごいのは分かるけど、1年生でもあんまり無理したらダメだよ！
瑞希
恭平先輩！！いつも見てますよ〜！！
ここから笑。凄いプレーですよね！！
ここから笑。凄いプレーですよね！！
瑞希
あ！藤原くん！あ、大橋くん？
なら、そこで作業してるよ？
なら、そこで作業してるよ？
藤原
あ、いや、俺は大橋じゃなくて結城さんに用があってきたんだ
瑞希
え？私？
藤原
うん。そう
藤原
俺さ、結城さんの事が好きなんだ
瑞希
え、？
藤原
あ、まだ返事はしなくていいよ
藤原
ゆっくり考えて、言える時になったらこの番号にかけて
瑞希
うんわかった。ありがとう。
藤原くんが出ていった。
瑞希
(私告白なんて初めてだから、戸惑っちゃったけど…)
和也
…ねぇ。
瑞希
はい？どうしたんですか？
和也
…さっきの返事。
瑞希
さっき…？
瑞希
あ、藤原くんのですか？
和也
…そう。OKするの？
瑞希
うーん。でも、藤原くん結構モテますし、もしかしてからかわれてたり…笑
瑞希
私、人に告白なんてされたこと無くて。だから、こんな私に告白とか罰ゲームくらいじゃないかなって思うんです…笑
和也
…そんな事ない。
瑞希
…大橋くんも優しいですね。
瑞希
でも、藤原くん頑張って告白してくれた訳ですから、返事はしようかと…
和也
…なんて返事するの？
瑞希
私は今好きな人とかいないのでOKしようかと…嘘でも嬉しかったって思いを伝えようかと。
瑞希
早めの方がいいですよね？なら、今返事しちゃいます！
和也
え、？今？！
瑞希
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通話
00:00
藤原
【もしもし？結城さん？】
瑞希
あ、藤原くん。今から会える？
藤原
【もしかしてさっきの返事？】
瑞希
うん。そうなんだけど…いい？
藤原
【わわっ、いいよ！】
藤原
【というか今でいいよ】
瑞希
あ、電話でって事？
藤原
【そう。いい？】
瑞希
あ、うん！えっと、私は…ってえ？！
和也
なぁ、丈くん。俺やけど。
瑞希
(あれ？関西弁になってる…？)
藤原
【え、？大橋？なんやねん。】
和也
残念やけど、瑞希は渡さんから
瑞希
(瑞希？！)
藤原
【別にお前、結城さんの彼氏じゃないやん。笑】
和也
…彼氏やで？俺は瑞希の彼氏や。
藤原
【え、？】
瑞希
(え、？)
和也
分かったらさっさと終わらせや。
和也
この芝居を
瑞希
(え、？芝居？)
藤原
【なーんや。バレてたん。】
藤原
【そうやで、これは嘘コクや。】
藤原
【誰が結城なんかと付き合うねん。】
瑞希
(やっぱり、、そうだったんだ…)
藤原
【てか、お前もそんな嘘つかなくてええやん笑。結城やで？結城にそんな勿体ない嘘…笑】
和也
…嘘やないで？本気や。
瑞希
(え、？)
和也
本気で瑞希が好きやねん。
藤原
【お前、女嫌いなんやからそんな嘘つかんでええんよ笑。】
和也
…やめや
藤原
【お前も物好きよな〜】
和也
やめや！
藤原
【え、？大橋？】
和也
これ以上、瑞希の事悪く言ったら俺が許さへん。
藤原
【あっそ。結城の肩もつんや。】
藤原
【なら、俺ら絶交やな】
和也
ええけど。
藤原
通話
07:28
瑞希
お、大橋くんっ！それはダメです！
和也
…全然いいんだよ。
瑞希
私なんてこれくらいのこと慣れてるんです。
瑞希
大橋が私のせいで藤原くんと仲悪くなるのは…
和也
…大丈夫。大丈夫だから。
瑞希
でも…
和也
てか、それより、さっき電話で言ってた事本気だから。
和也
庇ったわけじゃない。ほんとに好き。
瑞希
う、嘘コク…？
和也
本気だよ
和也
まあでも、きっと急だし、俺の事なんて1ミリも考えてなかったと思うから、これから俺の事意識してもらえるように頑張る
和也
だから、好きになっ…
瑞希
好きだよ
和也
え、？
瑞希
だから、私大橋くんの事好きだよ
和也
な、何かの冗談とかじゃなくて…？
瑞希
うん
和也
え、いいの？
瑞希
うん。
和也
じゃあ、改めて…結城瑞希さん、俺と付き合って下さい。
瑞希
はい。こんな私で良ければお願いします。
和也
…嬉しいよ。
ﾁｭｯ
瑞希
！！
和也
ついしたくなっちゃった
和也
あ、てかもう帰りだよね？
和也
一緒に帰ろっか。
瑞希
え、？でも、大橋くん家は…
和也
彼女が1人なんだからこのチャンス逃す訳にはいかないじゃん
瑞希
じゃ、じゃあ大橋くん帰る…？
和也
あ、あと、和也って呼んでよ
瑞希
…か、和也…
和也
…照れてる笑
瑞希
…！！
瑞希
か、和也！帰るよ！
和也
そうだね笑帰ろっか笑
END
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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