桜が満開になる、この時期は 真新しい制服を身にまとった 学生が増える
そう
再びこの春がやって来たのだ
ユンギ
憂鬱だ 朝なんて来なければいいのに
なんて思うのはいつもの事だが
今日は一段と憂鬱だった
なぜなら...
ザワザワ
女子
女子
男子
いつもなら混まないこの時間帯も 多くの学生たちによって 駅は埋め尽くされていた
今は4月
今日は入学式だ
5分くらいすると アナウンスが聞こえ、多くの学生が 黄色い線の前に立った
俺も同様に黄色い線の前に立ち イヤホンを付けた
電車が来るのが見えた
電車が来たと同時に 急いで電車に飛び乗った
いつもと同じように 乗降口の前に立ったが 一瞬でぎゅうぎゅう詰めになり ホームドアへ押し付けられた 状態となった
周りにいた女子高生が やたら騒がしかった
あぁ
そういうことか
俺の目の前には驚く程のイケメン... いや、ハンサムと言った方がいいだろう
そう、ハンサムな青年が立っていたのだ
でも、どういう訳か
俺はハンサムな青年に
壁ドンされている...
ユンギ
まぁ、相手も意図的ではないだろ
こんだけ電車内が混んでいたら こういう事も起こるだろうし(?)
ふと、ハンサムな青年と目が合った
思わず見つめてしまったが イヤホンから聞こえる 〈Deachwita〉のお陰で現実に 引き戻された
〈Love so sweet〉みたいな ラブソングが流れてたら 恋が始まってたかも←
と、意味わからんことを考えていると ハンサム少年が口を開いた
テヒョン
テヒョン
ユンギ
テヒョン
テヒョン
音が聴こえていたことよりも 〈Daechwita〉を知っている事に驚いた
俺は密かに"Agust D"という名で 曲を上げていた
そして〈Daechwita〉は俺が 作詞作曲した曲だった
ユンギ
テヒョン
テヒョン
テヒョン
と、小声ながらも熱く語っていた
本当に嬉しかった
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ユンギ
思わず顔に出てたみたいだ 恥ずかしい...
すると 電車のアナウンスが鳴った
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ユンギ
テヒョン
ユンギ
ユンギ
そう言って初対面なのにも関わらず 明日の約束をした
俺は少し用事があったので電車を降りた
後ろを振り返ると彼は手を振っていた
流石に恥ずかしかったので振り返さず そのまま目的地まで歩きだした
……To be continued
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
16件
うん…神…てかさ、赤点でもさみんなで0点取れば平均点やん(?)
お母様スマホ没収しないでください〜😭娘さんこんな素敵なストーリかいてますよ〜‼‼‼😢😢💗