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とある館 中庭
その頃、壁を破壊したバイオレは資料を探し中 中庭は和風の様に横長石の道が真ん中の池から廊下に続いていた 梅の木や草が沢山あった
バイオレ
中庭を猛スピードで走っている 周りの草は飛ばされそうに揺れていた
バイオレ
ザザ‼︎‼︎
急ブレーキに止まった 砂ホコリが舞い、バイオレの姿は見えない
バイオレ
髪を下ろし、リボンをとりだんご頭を直した
バイオレ
彼女バイオレは乙女心を持ってます
バイオレ
シュシュ
バイオレ
にっこり笑ったバイオレ ちなみに先程の時間は0.10秒
バイオレ
シュン!
シュ‼︎
バイオレの背後から小さな音が聞こえた まるで刃物の様な鋭い音 その一瞬を避けたバイオレは右手の拳を力を込めて 後ろを回った
バイオレ
ドスっ!
「こっわ‼︎流石元プロレス…半端ない」
砂ホコリでシルエットが見えた バイオレの拳を避けた
バイオレ
「うーん、あえて言うなら」
砂ホコリが収まってきた 青色のおかっぱ髪に右目に黒と白と水色のシマシマ模様の マスカレードを着けていた 黒と青のリバースしているマントに青のベース 灰色のシャツ、水色のフリルのスカーフ 右手には小型ナイフを握っていた
スペード
ドヤ顔なスペードにバイオレは何故かイラだった
バイオレ
スペード
大声で叫んだ2人は睨み合った
バイオレ
足をバタバタ暴れ回ったバイオレ。 ドン引きした
スペード
バイオレ
するとバイオレは体を震え始めた
スペード
距離をとり、観測した
バイオレ
両手で肩を触った、先程の行動とは思えない 震えていた
スペード
その時、スペードは何かに気づいた
とある館 屋根の上
シスターナイトと戦闘していたクローバーは いつの間にか屋根の上へ移動した 2人の距離は少し離れた
クローバー
シスターナイト
鎌を背後に構えた、ニヤリと笑っている この戦いを楽しんでいるように
クローバー
色気な声を出し、シスターナイトに話しかけた
クローバー
シスターナイト
首を傾げたシスターナイト 彼女の笑みは不気味を感じた それでもクローバーは質問を続けた
クローバー
ブン‼︎
一瞬の鎌を素早く、避けたクローバーは 後ろに下がった 前髪を少し斬られた
シスターナイト
女の気持ち
シスターナイトの表情は目じりを目じりを険しく吊り上げて怒っていた
その言葉にクローバーは心が暗く沈むようだった
シスターナイト
シスターナイト
シスターナイトの言葉は段々と声が震え、両手で自分の肩を抱きしめた
クローバー
クローバー
シスターナイト
ブン!!
鎌を振り回したシスターナイト 先程より速さが高くなった。 クローバーは避けながら反撃をした
クローバー
バゴッ!!
武器を壊す作戦をしたが ガードした鎌は硬く、クローバーは跳ね返った
シスターナイト
シスターナイトは鎌を眺め、トロンとした表情をした
クローバー
ドS!?
とある館 中庭
時間は同じ、スペードとバイオレが 戦闘中、バイオレが震えた頃
バイオレ
バイオレ
バイオレは顔を真っ赤にし、息を荒らげた 目はハートのようにメロメロだった
スペード
ドMだぁ!!!