偽りの形

ガチャッ

何かが腐ったような…。

今夜のおかずは、 亮太の好物ハンバーグを作った。

けど、彼は 食べる様子がない。

結愛はご飯を食べて 食器を片付ける。

そして、 上手に出来たハンバーグを ごみ箱に捨てた。

一体、どうしたら…。

ご飯を食べた後、 結愛は海斗に今日の事を 話した。

私は海斗から 嫌われてる？

ふと時計の方を見ると、 時刻は12時を指していた。

結愛は海斗の隣にある ベッドに寝転んだ。

なぁ、

どうしたの？

……。

ザザッ

えっ??

キキイィッ！！

ドンッ！！

ピチャッ

あ、

ああ

いやぁぁぁぁぁぁぁぁッ！！

ここのところ、 ずっと悪夢ばかり。

…なんか疲れたな。

結愛はキッチンに行き、 いつもどおり朝食を作り始めた。

…そろそろだね。