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いなくなった君へ

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いなくなった君へ

2 - 第1話

♥

273

2025年06月22日

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kn視点

 

 

これは夢か…

はたまた現実か…

いや、夢を見ているのだろう。

きっとそうに違いない。

また眠れば…いなくなっているだろう。

おやすみ…

br

…スゥ…スゥ

定期的に聞こえる

気持ちよさそうな寝息。

kn

…(チラ

目を開けるとそこには

br

…スゥ…スゥ(フヨフヨ〜

宙に浮かんでいる、

茶色いふわふわした髪の青年。

…試しに頬をつねってみる

案の定痛い…

kn

…夢、じゃない、のかぁ…

じゃあこの青年は何者か、

どうしてここにいるのか、

kn

……

考えるのが少しめんどくさくなった。

彼が起きたら聞けばいいか…

…誰かと一緒の空間で寝るのは

kn

久しぶりだな…(ボソッ

 

 

朝7時

そこに彼はいた。

kn

br

起きている彼がいた。

深い青の瞳、

背が高く、

ハーフ顔な気がする。

br

…?

眠そうな彼は少し首を傾げる。

何やら俺が見ているのが不思議なようだ。

話しかけていいのやら…

kn

…あの、

kn

ど、どちら様ですか…?

声をかけると

br

…ッ!!!(パァァァ!

驚いているのか、

喜んでいるのか、

そんな明るい表情を見せる。

br

僕のことが見えるの!?

kn

あ、えっと、はい…?

br

うわぁ!!ここに来てよかったぁ〜!

br

ちょっと寂しかったんだよねぇ〜!

br

あ、僕の名前はぶるーくね!よろしく!きんとき!

kn

うん、よろしく…?

kn

てか、俺の名前知ってるの?

br

あ〜…うん!君の友達がそう呼んでるのを見てね

彼の体は半透明だ。

幽霊…なのだろうか…

いやいや、俺霊感無いし…

br

あー…待って、

kn

…?

br

不法侵入とかで訴えないで欲しい

kn

…ww

br

あー!笑ったな!?本気で心配してるんだけど!?

kn

大丈夫だよw通報なんてしないよ

kn

あ、しない代わりに教えて欲しいことがあるんだけど

br

お!答えられることならなんでも答えちゃうよーん

kn

君は、何者?

br

ん?僕?

br

んー…幽霊なのかな…

br

この街の地縛霊かも…

kn

地縛霊…

kn

じゃあ死んじゃったってこと?

br

まぁそんな感じ?

br

でも覚えて無いんだよね〜

br

死んだ時のこと

br

ほんとに死んだかどうかもわかんないや!

kn

そうなんだ…

俺と対して変わらないぐらいだと思う

その歳で死んじゃったのか…

br

ねぇねぇきんさん

kn

ん?

br

時間、大丈夫?

kn

え、

時計は8時を指していた。

kn

!?やばぁ!遅刻する!!

br

頑張れぇ〜!

kn

マジ、遅刻する…ッ

br

まだいけるよぉ〜!!走れ走れ!!

kn

もぉ〜!

nk

あれ!きんときじゃん!!

kn

あ、なかむ!

nk

おはよ!珍しいな!wきんときが遅刻すれすれなんて

kn

喋ってる暇ないって!マジで遅刻する!

br

www

kn

何笑ってんだよ!w

nk

え、俺そんなに笑ってた?

kn

あ、いや、wごめん、なんでもない

nk

…?

やっぱり、なかむには見えてない。

俺だけに見える…

br

…(ニコニコ

帰ったら文句言ってやる!

 

 

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