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私の目の前に現れたのは、包帯だらけの家族だった…

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

看護師A

あ!空さんですね!

看護師B

あー!こんにちは!

空(私)

ビクッ

いきなり話しかけられた。

空(私)

(な、なに?こっちはすごく大変なのに…)

東先生(担当医)

空さん。御家族に話しかけてあげてください。喜びますよ。

東先生の一言で思い出した。

初めに会った看護師さんが“意識が無くても喜こびますよ”と言っていた。

私は辛かった。だけど、皆が嬉しいなら…

空(私)

…お母さん、お父さん、希、、、ッ

空(私)

私はっ……大っ、大丈夫、、だからっ、ね…!

言い終わる前にまた涙が出てきてしまった。

看護師A

ねぇ…見てこれ!(小声)

看護師B

え…空さんに伝えなきゃ…!(小声)

空が喋り出した直後の事だった。

『ピッ…ピッ…』と先程から鳴り響いていた機械から変化が起きた。

それは、、、、

看護師B

空さん。これ見てください!

看護師さんが指を差したモニターに写っていたのは大きな波だった。

空(私)

??

それが何を示しているのかは、私には分からなかった。

看護師A

空さん!ご家族に声が聞こえているのですよ!

空(私)

…!!

大きな波が表していたのは感情だったのだ。

意識がなくても脳では理解していたのだ。

空(私)

生きてる!!生きてるんだね!!

空(私)

また、家族4人でお話できるんだね。

東先生(担当医)

空(私)

え?

安心したのもつかの間。いつも間にか静まりかえってしまった。

東先生(担当医)

あの、その事なのですが。

東先生(担当医)

意識が回復したとしても、何らかの障害が残ってしまうかもしれません。その辺の覚悟はしていて下さい。

空(私)

私は目の前が真っ暗になり、その場に崩れ落ちてしまった。

そんな時、後ろで聞き覚えのある声がした。

《空っ!》

そうはっきり聞こえた。

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さくら(作者)

医療関係の話が入っていますが、実際にあるかは分かりません。このお話の中の設定です。

さくら(作者)

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