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春の日差しが優しく降り注ぐ、 まだ肌寒い朝。

今日は、古川彩にとって 特別な日だ。

そう、 今日は初めての保育園の日。

美咲(彩の母)

彩、準備できた?

母親の美咲の声が 部屋のドア越しに響く。

うん!もうすぐ行くよ!

彩はおもちゃの車を手に取りながら 少し焦りつつ答える。

その顔には不安とワクワクが入り混じっていた。 大きなランドセルが背中にピタリと収まると ようやく落ち着いた顔でリビングに向かう。

誠一(彩の父)

新一くんもいよいよだね、楽しみだね

お父さんがにこやかに言った。 古川家のリビングには すでにパパとママが待っていた。

新一の家族も同じように リビングで彩と一緒に見送る準備をしていた。

うん、でもちょっとドキドキするよ

彩はまだ少し緊張してるようだ。

その時、玄関のドアが開いて、 工藤新一がやって来た。

彼も同じように、 保育園の制服をきっちり着ている。

新一

おはよう、彩!今日から一緒だな。

新一は元気よく笑いながら言った。 彩はその笑顔を見ると 少しだけ心が楽になった。

新一くん、ドキドキしてる?

新一

うーん、少し。
でも、俺がいれば大丈夫だ!

新一はいつも通り、 少し自信満々に言った。

うんうん!私も新一くんと一緒だから
大丈夫だよ!

彩は新一に手を差し出すと 2人は手をしっかり握りあった。

美咲(彩の母)

さあ、行こうか!

彩のお母さんが優しく手を差し伸べると 彩と新一は一緒に手を取って、 家の外へと向かう。

家族全員が笑顔で見送る中、 2人は新しい冒険へと出発した。

※保育園の背景がなかったのでご自分でご想像してくださいませ。

保育園の門が見えてきた。 大きな木と花が咲いてる広い園庭に 元気な声が響き渡る。

わー、大きい!

彩は目を輝かせながら、 周りを見渡す。

新一

すごいね!あっちにも遊具があるよ!

新一も興奮気味に指さす。 2人の顔には最初の緊張が少しずつ 溶けていくのが感じられる。

園の先生たちが優しく迎えてくれる中、 クラスメイトたちが色々と遊んでいた。

彩はまだ少し照れ臭そうに立ち尽くしていると 一人の男の子が駆け寄ってきた。

男の子

ねえねえ、一緒に遊ばない?

その子はにっこり笑いながら 手を差し出した。

あ、うん!

彩はその子の手を取ると、 新一も隣でにっこりと笑った。

新一

すぐ仲良くなれるよ、彩。
だって俺たち一緒だもんな!

新一が優しく言う。

その後、彩と新一は新しい友達と一緒に お絵描きしたりブロック遊びをしたりと 楽しい時間を過ごしていた。

お昼ご飯も2人は並んで食べながら これからの毎日が楽しみだと 感じ始めていた。

また明日も来るの?

彩は少し恥ずかしそうに聞いた。

新一

うん!明日も一緒だよ!
ずっとずっと仲良くしような!

新一が力強く答える。 その瞬間、彩は自分の胸が温かくなるのを 感じた。

新一と一緒なら どんなことでも乗り越えられる気がした。

そして、2人はこれからもずっと、 色んな冒険を一緒にしていくのだろうと、 確信した。

保育園の帰り道、 彩と新一は手を繋いで歩きながら 今日あった楽しい出来事を話し合った。

明日も楽しみだね、でも……
新しいお友達もできて良かったね!

彩は嬉しそうに言った。

新一

うん!次はもっともっと遊ぼう!

新一も元気よく答える。

家に着いた時、彩はお母さんに 元気よく報告した。

今日はね、新しいお友達と一緒に遊んだんだよ!新一くんとも一緒だったし、楽しかった!

お母さんはにっこりと微笑みながら

美咲(彩の母)

良かったね、彩。明日も楽しんでね!

と言って、彩を抱きしめた。

その日から、彩と新一の保育園生活は毎日が楽しく、 どんどん明るくなっていった。 2人はお互いにとって大切な存在になり、 これからの成長を一緒に歩んでいくのであった。

コード・オブ・トリック1

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