ガラガラガラ、
俺は数ヵ月ぶりに教室の扉を開ける
クラスメイト
え、あれ不登校の…
クラスメイト
なんで来たんだろ
クラスメイト
アイツ、めっちゃ久しぶりに顔見たわw
クラスメイト
くたばったと思ってたww
あちこちで聞こえる陰口。
まあ仕方ない、6月ぐらいから ずっと引き籠ってたんやから
S
(今の俺の席どこや…)
明らかに誰のものもない机を探してそこに向かう
S
はぁ…
てか、なんできたんやろ。 もう帰りたいねんけ
H
あれ、初兎ちゃん?
隣から聞こえる懐かしい声
反射的に横を見ると
S
え…いむくん?
H
うん、久しぶり
L
えなに、ほとけっち知り合いいたの
H
あーうん、紹介するね、友達の初兎ちゃん
L
へーそうなんだ
S
そうなんだってか一応
同じクラスなんやけど
同じクラスなんやけど
L
りうら人の顔と名前覚えるの苦手なんだよね~
H
え~そうかな、僕はゲームみたいで楽しいけど
S
俺もあんま得意ちゃうな~
L
そだよね~ てか初兎ちゃん関西弁なんだね、意外
S
えまってフランクすぎひん、俺ら初対面やんな?
L
や、だって苗字知らないし
S
えぇ陽キャこわ…
H
りうちゃんが陽キャ?友達僕しかいないのに?ww
L
おい稲荷表出ろや💢💢
H
だってw ほんとのことwww
L
おぉしコロス!
H
キャーッ助けて、初兎ちゃん!
S
ん~今のは圧倒的にいむくんが悪いかな~
H
うっそ、てかまってり゙うちゃん゙ギブ、ギブ!
S
しかも特大ブーメランやしなww
L
え、そうなの?
いむくんに絞め技を決めていた りうちゃんがこっちを向く
S
俺が知ってる限り俺とりうちゃんだけやでw
L
へーなんだ、ほとけっちもボッチじゃん
H
いやりうちゃんにだけは言われたくないし!!!
L
や、りうら友達いっぱいいるし。…セフレだけど
H
それほんとの友達じゃないし!
L
はあ?いろんな人に愛想振りまいてる
ほとけっちだって人のこと言えないけどね!?
ほとけっちだって人のこと言えないけどね!?
S
え、いやいやいやまって、
りうちゃん今セフレゆーた?
りうちゃん今セフレゆーた?
L
えうん
S
やっぱ陽キャ怖ぁ。初対面呼びタメやし
L
いやそれは初兎ちゃんもでは??
S
やってこの流れで1人だけ敬語はおかしない?
L
それはそう
H
あのー…僕のこと置いて話進めないで…
L
あ、ボッチくん
H
え何そのあだ名すっごい嫌なんだけど
H
ていうか初兎ちゃんにりうちゃん、
僕たちすっごい目立ってるけど大丈夫?
僕たちすっごい目立ってるけど大丈夫?
周りを見ると、皆が 驚いたような顔でこっちを見ている
チラチラとこっちを見ながら 小声で話す女子や
不思議そうな顔をして こっちを見る男子たち。
L
よし飛び降りよう
そう言って窓の方へ向かうりうちゃん
H
おおおストップストップ
S
ここ2階やしな~死ねへんで~
でも、正直俺も今すぐ飛び降りたい
S
(視線キツ…)
ガシッ
S
!
H
!
突如、肩に感じる衝撃
クラスメイト
お前らちょー面白いじゃん!!!
肩を組んできたのは クラスの一軍の1人だった
ギャル
マジちょー意外!特にアンタ、
アタシただの陰キャだと思ってた
アタシただの陰キャだと思ってた
そう言って俺の頬をつついてくるのは一軍女子。
ていうかギャル
S
あっ、のっ…ゃ、っめ
H
やめてもらっていい?
ギャル
っえ?
H
あー初兎ちゃんさ、昔いろいろあって
女の人ちょっと苦手なんだよね、w
女の人ちょっと苦手なんだよね、w
H
だから、手どけてくれると嬉しいかも
ギャル
えっマジ?ごめん
S
ゃ…だい、じょぶです…
クラスメイト
お前も大変なんだな~
クラスメイト
ほら瑠璃、近づくなって
ギャル
でも~こんなカワイイのにもったいない
瑠璃と呼ばれたギャルは 不満そうに口をとがらせる
なんか、結構イメージとちゃうかも
S
や、そんなにやから大丈…
ギャル
え~マジ!?やった、ちょー嬉しい好き~~♡
そう言うと抱き付いてくる
ぐるし゛い…
クラスメイト
瑠璃さすがに暑苦しい、可哀想だろ
なんて言葉でギャルが剝がされる
ギャル
ぅえっ、酷くない?なみだ~
瑠璃~ちょい来て~>
他クラスから別のギャルが来る
ギャル
はいよーちょいまち~
ギャルと共に一軍たちが遠のいていく
L
初兎ちゃん大丈夫だった?
S
あー…うん、まあ
L
てかしょーちゃん女の子無理だったんだね
S
まあ…いろいろあってん
S
てか、りうちゃん一言も喋らんかったけど…
L
りうら人間って苦手〜
S
いや俺らも人間やけど
H
え〜りうちゃんもちょっとは
変わったと思ったんだけどな〜
変わったと思ったんだけどな〜
L
はんっ、自意識過剰では?w
なんて、アホな会話ばっかりだけど りうら達は一緒に行動するようになった






