かしこまりました🫡
僕の彼氏は
かっこよくて
器用で
何でも卒なくこなして
それなのに
すごく謙虚で
僕に気遣いまでしてくれるような
そんな完璧な人
僕にはないものばかり持つ彼が
羨ましくて
僕なんかと恋人で あるべき人じゃないのに
付き合ってくれている彼
大好きだったはずなのに
いつしか
愛なんかじゃなくて
劣等感しか感じなくなっていた
青
君には心配をかけたくないし
僕がこんなことしてるって知ったら
きっと気持ち悪がるから
君が仕事に行っている間に
僕はそっと生きている証を腕に刻む
君は毎日好きって言ってくれて
僕も好きって言いたいのに
なぜか言葉に出せなくて
「ありがとう」なんて 言葉で誤魔化してる
そんな自分が大嫌いで
本当に申し訳なくて
生きている意味がわからなくて
そもそも存在価値があるのかさえ わからなくなって
生きていることを
存在していることを 自分自身に理解させるために
今日も、僕は自分を傷つける
青
そんなことばかり考えていたら
夜も眠れなくなって
君の寝息を聞いて悲しくなったりして
そんなことすら忘れたくて
必要以上の薬を
毎日毎日飲むようになった
もちろん、君にはバレないように
最近、彼女の様子がおかしい
好きって伝えたら
前までは「僕も」って 言ってくれてたのに
最近は
「ありがとう」と少し 寂しげな笑顔で言う
それに
見てしまった
彼の引き出しに丁寧にしまわれた 包帯とカッターを
一体君に
何が起こってるのだろう
君には申し訳ないけど
監視カメラをつけてみることにした
俺が仕事に行っている間
君に何かあったら
いや、何かあるなら
俺は君を助けたい
仕事を終え、録画を確認する
桃
そこに映っていたのは
泣きながら自分を傷つける君だった
なぜ気づけなかったのだろう
こんなに君は苦しんでいたのに
これじゃ...
桃
桃
青
桃
そう聞いたとき、君は少し 怯えた表情をしていた
青
不安な顔でうなづく君の隣に座る
桃
桃
桃
青
桃
桃
桃
やめてよ
そんな悲しそうな顔しないでよ
全部
青
桃
青
青
青
青
桃
青
桃
青
何かが切れたように
自分を責める言葉を 吐き出し始めた君を
俺は咄嗟に抱きしめた
理由も何もない
ただ、抱きしめたくなった
桃
桃
桃
桃
青
泣かないでよ
俺は君の笑った顔を見たいから
青
久しぶりに君の温かさを受け入れて
君の言葉を聞き入れて
やっぱり君が好きだって
こういうところを好きに なったんだって
ようやく思い出した
桃
桃
桃
桃
桃
青
大好きな彼になら
伝えていいのかもしれない
青
青
青
桃
青
青
青
桃
青
青
青
青
青
青
青
青
桃
桃
桃
桃
桃
桃
ここまで生きていてくれて
桃
話しているうちに
今まで一粒も出ることのなかった涙が
なぜかどんどん溢れ出してきた
そんな僕を
君はやっぱり
優しく包み込んでくれた
僕はやっぱり
青
青
桃
すごくか細い声だったけど
確かに君は「隣にいたい」と言った
桃
そんなの...
桃
青
青
桃
青
これからもずっと
桃
青
『君と隣で』
期待通りではないかもしれないけど...
ごめんなさい🙇🏻♀️
リクエストありがとう🫶🏻
コメント
4件
こういう桃くんみたいな彼氏が私の理想なのかもしれない(?)
めちゃくちゃ期待通りあざます🥺 てか期待の100倍超えてきましたね(