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たけし
藍
たけし
ひろし
葉蘭奈
建物の中は、外の喧騒(けんそう)が嘘みたいに静まり返っていた。
たけし
藍
ひろし
卓郎
葉蘭奈
卓郎が指差した先。暗い廊下の突き当たりに、古びた大きな鏡が置かれていた。
藍
葉蘭奈
懐中電灯の光が、埃をかぶった大きな鏡を照らし出した。
たけし
ひろし
卓郎
その時、鏡の表面が、一瞬だけゆらりと歪んだ気がした。
葉蘭奈
私が鏡を凝視していると、背後でひろしが息を呑む音がした。
ひろし
葉蘭奈
懐中電灯の光が届かない、鏡の端っこ。そこには、うちらの誰でもない「小さな影」が、じっとこっちを覗いていた。
たけし
影はふっと消え、代わりに鏡全体にヒビが入るような「パキッ」という音が響いた。
卓郎
私たちは、さらなる暗闇の奥へと走り出した。
続く
第4話、最後まで読んでくれてありがとうございます! 防空壕に、なぜあんな鏡があったのか……。 その理由は、次の第5話で明らかになります。お楽しみに!✨