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おらふ視点
ドズル
おらふくん
僕はドズさんの強い言葉に素直に頷く。
…本当は怖い。でも、だからといって、決意が揺らぐことは無かった。
そこからはドズさん提案の作戦で順調に邪獣駆除ができた。
ぼんじゅうる
ドズル
おらふくん
確かに、どんどん邪獣が流れ込んで来ていて、体力が持つかわからないし、終わりが見えない状況に血の気が引く
正直、こっちもやばい
めん呼ぼうかな、……
おらふくん
シュンッッツツツ!!!
おらふくん
おらふくん
ここはどこだ?
おらふくん
振り向いていても、誰もおらず、教室に1人だった
おらふくん
とりあえず、みんなと合流しないと…
まずはここはどこかを把握しないと、
おらふくん
あたりを見回すと、見たことのある教室だった。
おらふくん
ガラララッ
廊下に出て確認すると、確かに僕のクラスだった
おらふくん
…しかし、残念なことに僕のクラスから、さっきのいた場所までは、かなり離れており、すぐには行けなかった。
すぐには合流できなさそうだ
邪獣
邪獣
邪獣
おらふくん
教室の外から数々の邪獣の呻き声が聞こえる。
その声達はどんどん近づいてきて、思わず、机の下に咄嗟に隠れた
邪獣
邪獣
邪獣
おらふくん
少し覗いてみると僕は、思わず息を飲み込んだ
教室の窓を見ると、廊下を通り過ぎる邪獣たちが見えた
おらふくん
何処へ向かってるんだろ?
頭を回転させ、考える。
おらふくん
この先は生徒が避難している地下室の方向だ
そう、頭が判断した瞬間、僕は廊下に出ていた
おらふくん
邪獣
廊下に出て、やっと頭が冷えた。
おらふくん
何をやってるんだ、……僕
邪獣
邪獣が僕に牙を立てて、襲いかかる
おらふくん
手をかざして、呪文を言う。
おらふくん
パキパキパキッツ 手をかざした先に氷の壁ができて、 邪獣を阻む
邪獣たちは、氷の壁を壊そうと、爪を立たせる。
そこへ僕はもう一つの呪文を放った
おらふくん
そう言って、僕は廊下を走る。
おらふくん
おらふくん
邪獣たちは、それに気づかず、壁を壊し続ける。
おらふくん
おらふくん
邪獣
ピキッ、 壁にヒビが入る
おらふくん
パリンッッツツツ! 壁がガラスのように割れ、粉々になる
邪獣
おらふくん
そこから、範囲40メートルに氷柱が降り注ぐ
パリンッツ!バリバリッツツ!!パキッツ パリンッッツツツ!!!
邪獣
邪獣
、……………
やがて静かになるが、廊下はだいぶ悲惨で、飛び散った肉片と血が充満していた
おらふくん
カタン、コトン、カタン、コトン…
誰かの足音が廊下に響く
カタン、コトン、カタン、コトン…
やがて、その音は段々おおきくなり、近づいてきている
邪獣
薄暗い廊下から薄く見えるのは人間じゃない何か
おらふくん
邪獣
言葉を発せず、ただ黙々と近づいている
その気配、オーラは禍々しく、思わず後退りをしてしまう。
おらふくん
早く逃げなければ、と脳が察知した瞬間。
邪獣
邪獣が目の前にいた。
バコンッッツツツッツツ!!!!
おらふくん
喰らったパンチは重たく、かべを突き破り、隣の部屋に衝突した。
おらふくん
おらふくん
すぐに体制を整え、相手が来るのを待つ。
邪獣
邪獣は開いた穴から教室に入り、僕に向かって歩く。
相手に気づかれないように、ボソっと言う。
おらふくん
おらふくん
ピキピキピキッツ 邪獣が氷に包まれ、凍っていく。
邪獣
その時、僕は一瞬ほっと、気を抜いてしまった
ドゴンッッツツツツ!!!?
おらふくん
何者かに背中を殴られて、壁に打ちつけられる。
邪獣
おらふくん
おんなじ邪獣が2体。目の前にいた
見た目はまるっきり同じ
おらふくん
邪獣
おらふくん
機会を通したようなガラガラ声。
おらふくん
邪獣
邪獣
今喋ってるコイツも?、じゃあ、本体は……
カタン、コトン、カタン、コトン 、
邪獣は僕の力で凍った仲間の肩を叩いた。
すると、黒煙がたち、煙のように消えてなくなった
おらふくん
邪獣
おらふくん
邪獣
邪獣
子豚…、めんのことか? ならまずい、僕のせいで仲間に危害が及ぶのは違う気がする。
要件を受け入れるしたないか…
おらふくん
おらふくん
しゃがんでいる僕に合わせて、そいつもしゃがむ。
そして、僕の顔を覗き込んだ
邪獣
顔が見えないが、僕を舐めきっているのだけは伝わった。
邪獣
邪獣
そう言った瞬間。さっきの邪獣のように、煙になって出ていった
おらふくん
体育館はさっき、みんなでいた場所の反対方向だ。
おらふくん
なんたって、あんなに煽られたんだし、
おらふくん
邪獣
緊迫した状況が作られる
互いに見つめ合い、にらめっこ状態
その空気を割るように邪獣は口を開いた
邪獣
邪獣
おらふくん
おらふくん
自分は邪獣に攻撃しようと手をかざした
すると、相手は地面に手を置いて言った
邪獣
邪獣
地面に置いた手から黒煙が立ち上がり、僕の周辺を覆う。
邪獣
おらふくん
周辺に立ち上がった黒煙が人の形へと、変貌する。
クローン
クローン
クローン
3体、6体、7体…、どんどん本体と同じ邪獣が増えていく。
おらふくん
おらふくん
横に氷柱を出し、邪獣に当てる。
おらふくん
当たってはいる、当たってはいるんだ。しかし、煙だからか、当たったとしてもまた復活する。
このまま続けていたら、体力が尽きて、負けるのはこっちだろう。
おらふくん
速く本体を見下げなければ…!
邪獣
おらふくん
黒煙の中から本体であろう声が聞こえる
邪獣
あいつ そういえば、悪邪神も言ってたな…
邪獣
どんどん声を荒あげて言う
邪獣
おらふくん
邪獣
髪が白くて、目が赤い……
おんりー
おおはらめん
髪が白くて、
おんりー
目が赤い…
おらふくん
邪獣
サバゲーの最後の場面、見た気がする。おんりーじゃない、髪が白くて赤い目のやつ、それが、おんりーなのかもしれない
いや、そんなはずない。普段のおんりーは、緑色の髪で緑色の目で、とにかく優しい。
邪獣
おらふくん
おらふくん
邪獣
邪獣
叫び声が体育館内に響きわたり、耳を痛める
邪獣
邪獣
邪獣
僕を囲んでいたクローン達が煙となり、本体へ集まっていく。
おらふくん
集まった本体へ、一発、二発と、 つかさず氷柱をぶち込んだ
が
本体へ当たったはずが、煙によって復活する
おらふくん
本体は一回り、二回りと、どんどん大きくなって
おらふくん
気づいた時には
体育館の屋根につきそうなぐらいに大きくなっていた。
おらふくん
おらふくん
ドゴンッッツツツツ!!!、!
おらふくん
突然、腹を殴られ、体育館の壁に打ちつけられる
邪獣が大きくなったせいか、威力も2倍、3倍となっていたのだろう
ポタ、…ポタポタ、..
口から出る血が止まらない
おらふくん
おらふくん
修羅場だからだろうか、多分自分はあと30分も持たないだろう。
まずい、このままでは負けてしまう。
おらふくん
あの言葉を呪文を放つんだ
おらふくん
邪獣に向かって手を伸ばして、言う
おらふくん
氷で凍った海が一面に広がり、雪がちらつく。
おらふくん
この能力は自分で編み出したものだ。
社会で習った氷河期、これを能力にできたらなと言うところから、始まった
この能力は、相手を強制的に氷河期へ連れて行くものだ
しかし、この能力は1回も使ったことがないから、欠点も代償もわかんない
一か八かの呪文だ
邪獣
ここでは、僕の本質を100倍増加させることができる。
おらふくん
おらふくん
おらふくん
胸に手を当て、最後の呪文を放った
おらふくん
この能力は、廊下にいた時に、発した能力で、呪文を言った僕から、範囲40メートルに氷柱が振る能力
それを知っていてか、邪獣は僕から離れようと、後ろを向いて踏み込んだ
おらふくん
おらふくん
おらふくん
邪獣
おらふくん
邪獣は僕を殺そうと、手を振りかざす
おらふくん
おらふくん
おらふくん
パリンッツ!バリバリッツツ!!パキッツ パリンッッツツツ!!!
おらふくん
音がやみ、気がつくと、さっきいた体育館にいた。
……あれ?身体が動かない
なんか、身体が温かい
……あぁ、僕死んじゃうんだ
……みんな、ごめん、パーティ行けないかもしれへん
ドズさん、ぼんさん、めん
おんりー。
もっと、みんなと一緒に…
空から雪が降って、僕の頬に降り積もった
..あぁ、
雪がやみませんね
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中間テスト38点だった…..