私は帰りの準備をして莉音と帰った
澪菜
お待たせ
莉音
遅せぇよ、また寝てたのか?
澪菜
そ、そんな訳ないでしょ!
莉音
笑笑
澪菜
………
あ、そうえば莉音ちゃんって家どの辺だっけ?
あ、そうえば莉音ちゃんって家どの辺だっけ?
莉音
莉音な。莉音。
莉音
お前の家の先隣だろ?
澪菜
さ、さきどなり?
莉音
隣の隣だよ
澪菜
あー…ね、
莉音
ピンときてないだろ、、、
澪菜
ばれた?
莉音
バレバレだ。
澪菜
あ、あはは〜、
澪菜
じゃあここで。また明日ね
莉音
あぁ。
莉音
じゃあな
そう言って莉音は私に手を振る…
ばいばい……私も手を振り返して、家の中に入ろうとしたら………
怖いお兄さん1
そこのお姉さん♡
澪菜
え?、
怖いお兄さん1
君…可愛いね♡
怖いお兄さん2
良かったら俺らとお茶しねぇ?
うわ……変なのに捕まっちゃった。 適当にやり過ごそう、、
澪菜
ごめんなさい、私用事があるので…
怖いお兄さん1
えー、いいじゃん
手首を強く握られた
澪菜
ぃ……た…
怖いお兄さん2
ねぇ〜?いいでしょ〜??
怖い…助けを…
澪菜
た、助けッッ
莉音
おい!!君達!何してるんだ!!!
え……?
怖いお兄さん1
げ……やば、逃げるぞ
怖いお兄さん達はその場から逃げ去った
莉音
大丈夫か?!
澪菜
え?り、莉音っ…?
莉音
怖かったよな…
そう言って莉音は私を抱きしめ、鍵を取ってお姫様抱っこで部屋まで運んでくれた。
莉音
これでもう安心だから…その手首冷やそうな、
澪菜
うん………
莉音
ほら、保冷剤。
澪菜
ありがとう…
莉音
つかなんで家の前であんな奴らに捕まるんだよ
澪菜
い、いやなんかボーっとしてたら…さ、
莉音
ほんっと昔から変わらねぇな……
莉音
今日は安静にしてろよー?
莉音
じゃあ……
澪菜
ま、待って
莉音
?、
澪菜
お願い…今日だけでいいから泊まって...
莉音
え、は?、
莉音
で、でも
澪菜
お願い…
莉音は少し困り迷った様に「わかった」と言ってくれた
澪菜
あ、ありがとう
莉音
あー…気にすんなって、
優しいな…ってあれ…もう0:00?
澪菜
もう寝ようか。ベット使って良いよ
莉音
あ…いや、俺はいい。お前がベットで寝ろよ
澪菜
え?でも
莉音
大丈夫。お前今日疲れてるだろうし
莉音
お前が寝てろ
澪菜
う…分かった
莉音
じゃ、おやすみ
莉音は電気を消して布団を1枚取り、床に寝そべった。
2:00
…重い………
上に何かのってる?………
私が少し目を開けると莉音がいた
澪菜
り、莉…音?