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ゆきの
なでしこ
なでしこ
なでしこ
ゆきの
ゆきの
なでしこ
なでしこ
ゆきの
なでしこ
なでしこ
ゆきの
なでしこ
ゆきの
なでしこ
なでしこ
ゆきの
なでしこ
なでしこ
なでしこ
ポロポロ涙が溢れる
ゆきの
ゆきの
なでしこ
ゆきの
なでしこ
なでしこ
ゆきの
なでしこ
なでしこ
ゆきの
ゆきの
なでしこ
なでしこ
なでしこ
なでしこ
ゆきの
ゆきの
達吉さまは和琴の奏者
何度か宴でお会いし、挨拶を交わしたことがある程度
それなのに撫子が惚れ込んでしまったのは
女性と見間違えるような美しい顔立と
美しい指先が奏でる心地よい音楽
擦り寄る女性にもなびかない
凛とした立ち振る舞いのせい
なでしこ
ゆきの
なでしこ
達吉
なでしこ
達吉
なでしこ
ゆきの
達吉
達吉
ゆきの
なでしこ
達吉
※
ゆきの
ゆきのはニコッと目配せする
私が物心ついた頃からお世話をしてくれているゆきの
頑張らなきゃ
達吉
達吉
なでしこ
達吉
達吉
なでしこ
なでしこ
なでしこ
思わずお手拭きで達吉様の口を拭う
綺麗な唇
達吉
なでしこ
達吉
なでしこ
達吉
なでしこ
達吉
なでしこ
なでしこ
達吉
なでしこ
なでしこ
達吉
なでしこ
なでしこ
震えたその手を
達吉さまの大きな手が包み込む
達吉
なでしこ
なでしこ
ギュ
なでしこ
達吉さまの温かい腕の中
達吉
なでしこ
達吉
なでしこ
唇が重なる
金木犀の香りが鼻孔をくすぐる
耳元で囁く声に心が震える
なでしこ
達吉
なでしこ
想いが重なり
嬉しいはずなのに
悲しさは増すばかり
涙が溢れて耐えられずに席を立った
達吉
達吉
達吉
※
なでしこ
ゆきの
ゆきの
ゆきの
なでしこ
ゆきの
なでしこ
たしかに聞いた
耳元で囁かれた愛の言葉を
ゆきの
なでしこ
なでしこ
なでしこ
ゆきの
なでしこ
なでしこ
ゆきの
色々なことを考えた
でも、、相手は天下の帝
私が粗相をすれば、お父様だけでなく、一代末世にまで影響があるのは簡単に想像できる
それにしても
どんな人なんだろう
なでしこ
なでしこ
そんな相手がはじめての相手なんて
もっと泣いて喜ぶ人の所に行けば良いのに
なでしこ
帝
なでしこ
いつ来られたんだろう
屏風の向こうには帝がいる
いつの間にかそんな時間になっていた
なでしこ
帝
なでしこ
聞かれていたなんて
、、終わりだ
身体がガクガク震えて声を出せない
帝
なでしこ
帝
なでしこ
帝
帝
なでしこ
帝
この声
帝
なでしこ
帝が立ち上がった瞬間
金木犀の香りがした
屏風越しでもわかる
愛しいひと
なでしこ
屏風の脇から、スッと出てきて、悪戯っ子のような笑みを浮かべている
なでしこ
帝
なでしこ
驚いたのと安堵したのと、色んな感情が混ざって涙がポロポロ溢れた
帝
なでしこ
帝
帝
なでしこ
何度も重なる唇
涙の味
帝
帝
帝
帝
帝
なでしこ
なでしこ
見つめ合い
笑った
月明かりが2人を照らす
帝
手に下げた包みを解く
なでしこ
なでしこ
なでしこ
帝
なでしこ
なでしこ
帝
帝
帝
なでしこ
※
※
幸せな恋を書きたくて
書いてて楽しかったです!
ではまた✌️
500イイネ💓ありがとうございます😊